SAS Events

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처음 만나는 온라인 SAS 글로벌 포럼 2020을 소개합니다

코로나19가 전 세계적으로 확산되고 장기화되면서 우리는 요즘 삶의 방식이 새롭게 변화하는 모습을 실시간으로 지켜보고 있습니다. 학교에 가서 듣던 수업, 회사에 출근하여 처리하던 업무 등 늘 당연하게 여기던 일상이 대부분 언택트(Untact), 디지털 방식으로 전환되고 있지요. 처음이라 낯설고 아직 불안정한 부분들도 많지만, 지금의 위기 상황을 극복하고 모두가 하루 빨리 건강한 일상을 되찾으려면

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第四回Data for Good勉強会 活動レポート

SAS Japanでは昨年末より”Data for Good”を目指す学生コミュニティ「SAS Japan Student Data for Good Community」を運営しています。このコミュニティは、Data for Goodを題材にデータサイエンスの一連の流れを体験する場として設立されました。今回紹介する勉強会も、その活動の一環です。詳しくは「Data for Goodを通じて"本物の"データサイエンティストになろう!」の記事をご覧ください。 四回目の勉強会ではFood Bankをテーマに、データを活用した課題解決の手法を学びました。 Food Bank   Food Bankとは、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品を、福祉施設などに提供する活動のことです。この取り組みは食に困っている人の支援だけでなく、食品ロスの削減の一翼も担っています。しかしながら、Food Bankの高頻度の利用は自立を妨げることにも繋がりかねず、利用者への適切なサポートが多くのFood Bankで課題となっています。 イギリスのHuddersfieldを拠点とするFood BankのThe Welcome Centre(TWC)もその一つです。利用者のある一部は、日を追うごとにパントリーの訪問回数が増え、依存度を増していくことがTWC内で問題となっていました。とは言うものの、沢山の利用者がいるの中で「誰がFood Bankに依存しているのか」を調査するのは非常に労力のかかる作業です。そこでTWCはDatakind社と共同のプロジェクトを開始し、Analyticsを用いて効率的に依存性の高い人を発見し、優先的なサポートを施すことに挑戦しました。このプロジェクトでは、実際に Food Bankへの依存性を推定する機械学習モデルの構築 依存性の高い人にフラグを立て、優先して支援すべき利用者を可視化する ことに取り組んでいます。詳しい内容はDataKind社の事例紹介(英語)をご覧ください。 解くべき課題を設定する これらの事例を踏まえ、私たちのコミュニティが「日本のFood Bankの課題」に取り組む場合、解くべき課題は何か・解決するために誰のどのような意思決定が必要か・どのようなデータが必要か、ディスカッションを行いました。 議論を進めていく中で、さまざまな意見が飛び交いました。その中には、「寄付を受けた食料品を完璧に消費するために、新規パントリーを出店する際の食料品の需要予測が必要ではないか」や「限られたボランティアの中で食品配送ルートの改善が大きなインパクトをもたらすのではないか」といった意見が出ました。ディスカッションをすることで、自分では思いつかない新鮮な発想に触れることができたり、テーマに広がりを持たせられることを感じました。アナリティクスの結果を活用するアクションを考えるための「課題設定」を実際に体験できた勉強会になりました。 コミュニティメンバー募集中! SAS Japan Student Data for Good communityでは引き続き学生の参加者を募集しております。社会貢献を目指す活動を通してデータサイエンティストの役割である「課題の設定」から「データを用いた解決法の提示」までの一連の流れを経験できます。 興味をお持ちでしたら下記の事項をご記入の上JPNStudentD4G@sas.comまでご連絡ください。 大学名 / 高校名 名前 メールアドレス

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Jeanne (Hyunjin) Byun 0
Experience 2030: 고객 경험의 미래

앞으로 10년 뒤, 2030년에는 어떤 브랜드가 살아남아 성장을 지속할 수 있을까요? SAS와 글로벌 시장조사기관 퓨처럼 리서치(Futurum Research)는 SAS 애널리틱스 익스피리언스 2019에서 ‘2030년 고객 경험의 미래(Experience 2030: The Future of Customer Experience)’ 설문조사 보고서를 발표했습니다. 다니엘 뉴먼(Daniel Newman) 퓨처럼 리서치 수석분석가 겸 창립 파트너는 더 많은 권한을 갖게 된(empowered) 소비자가 새롭게

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Jeanne (Hyunjin) Byun 0
SAS 애널리틱스 익스피리언스 2019, 글로벌 오피니언 리더들의 AI 바로 보기

지난 10월 21일부터 23일까지 이탈리아 밀라노에서 열린 'SAS 애널리틱스 익스피리언스 2019(SAS Analytics Experience 2019)'에서는 SAS의 머신러닝, 컴퓨터 비전, 자연어처리 등 AI 기술을 기반으로 기업들이 어떻게 실제(real) 가치를 실현할 수 있는지 보여주는 다양한 사례들이 소개되었습니다. 특히 행사 둘째 날에는 짐 굿나잇 SAS CEO, 올리버 샤벤버거 SAS 수석부회장 겸 최고운영책임자(COO) & 최고기술책임자(CTO)의

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Jeanne (Hyunjin) Byun 0
SAS 애널리틱스 익스피리언스 2019, 밀라노를 접수하다!

지난 10월 21일부터 23일까지 이탈리아 혁신 기술의 중심지 밀라노에서는 유럽 최대 규모의 분석 컨퍼런스 ‘SAS 애널리틱스 익스피리언스 2019(SAS Analytics Experience 2019)’가 개최됐습니다. 3일간 밀라노 컨벤션 센터(Mico Milano Convention Centre)에서 진행된 올해 컨퍼런스에는 1,800명이 넘는 데이터 사이언티스트와 비즈니스 리더들이 모여 다양한 논의가 진행되었으며, 참석자들에게는 56개의 breakout 세션, 48개의 데모 부스, 그

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第三回Data for Good勉強会 活動レポート

SAS Japanでは昨年末より”Data for Good”を目指す学生コミュニティ「SAS Japan Student Data for Good community」を運営しています。このコミュニティは、Data For Goodを題材にデータサイエンスの一連の流れを体験する場として設立されました。今回紹介する勉強会も、その活動の一環です。詳しくは「Data for Goodを通じて"本物の"データサイエンティストになろう!」の記事をご覧ください。 三回目の勉強会ではヒートアイランド現象をテーマに、課題設定の部分を学びました。   ヒートアイランド対策、”どこ”から? ヒートアイランド現象とは、都市部の気温が周りに比べて高くなる現象です。その要因には、都市化による土地利用の変化や人間活動で排出される熱などがあります。対策事例として人口排熱削減のために次世代自動車の普及をしたり、保水性舗装の普及や屋上緑化を推進して地表面被服の改善を目指したりというものが行われています。 勉強会で取り上げたヒートアイランド対策事例の一つに、リッチモンドのヒートマッピングがあります。ヒートアイランド現象は都市部と郊外を比較して都市部の方が暑いという考え方が一般的です。しかし、植生域より人口被覆域の方が地表面からの大気加熱を大きくすることや、明るい色の舗装より暗い色の舗装の方が熱を吸収して暑くなることから、都市部の中でも暑さに対する強度は場所によって異なります。そこで、リッチモンドでは「都市の中でも特に暑さの影響を受けやすい場所を見分ける」ことで、対策を優先して行うべき場所の判断をサポートするためのプロジェクトを開始しました。そのアプローチとして、 リッチモンドをブロックで分けた各地点の気温・場所・時間のデータを収集する 観測データ+土地利用マップ+住民の収入データ→各地点のヒートアイランドに対する脆弱性レベルを定量化・可視化 に取り組んでいます。このプロジェクトは2017年にリッチモンドで開始し、今では様々な都市に活動の輪を広げています。詳しい内容はこちらの記事(英語)をご覧ください。   解くべき課題を設定する これらの知識を踏まえて、次は「課題設定」を行いました。自分たちでヒートアイランド現象という問題に対して、解くべき課題は何か・解決するために誰のどのような意思決定が必要か・どのようなデータが必要か、についてディスカッションをしました。 議論を進めていく中で、さまざまな意見が飛び交いました。その中には、テーマとして設定していたヒートアイランド現象を解決するというよりも、ヒートアイランド現象が”障壁”となって起きるであろう「熱中症を未然に防ぐ」というものを課題に設定するという意見がありました。その解決策として、リッチモンドの事例を応用した「ある人がいる地点の体感気温+その人の体温のデータをリアルタイムで収集し、熱中症のおそれがある場合に通知するアプリケーションの作成」などの案が出てきました。 ディスカッションをすることで、自分では思いつかない新鮮な発想に触れることができたり、テーマに広がりを持たせることが出来たりすることを感じました。アナリティクスの結果を活用するアクションを考えるための「課題設定」を実際に体験できたディスカッションになりました。   コミュニティメンバー募集中! SAS Japan Student Data for Good communityでは引き続き学生の参加者を募集しております。社会貢献を目指す活動を通してデータサイエンティストの役割である「課題の設定」から「データを用いた解決法の提示」までの一連の流れを経験できます。 興味をお持ちでしたら下記の事項をご記入の上JPNStudentD4G@sas.comまでご連絡ください。 大学名 / 高校名 名前 メールアドレス  

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SAS Global Forum 2019 論文紹介シリーズ 第4回「オペレーショナル・アナリティクス for IT」

前回は、ビジネス価値創出につながる「オペレーショナル・アナリティクス for Data Scientist」ユースケースの論文を紹介しました。今回は、企業様にとって、クラウド上のインフラアーキテクチャと分析プラットフォームのデプロイメントについて、ご紹介します。昨今、なぜ「コンテナ」が注目されているのか、そして、クラウドやコンテナ上に分析プラットフォームを移行/構築し、活用することに関心があるのであれば、ぜひ最後までご覧ください。 1.Cows or Chickens: How You Can Make Your Models into Containers モデルは特定の作業(新しいデータをスコアリングして予測を出すこと)として役割を果たしてきています。一方、コンテナは簡単に作成し、廃棄し、再利用できることができます。実際、それらは簡単にインテグレートさせ、パブリッククラウドとオンプレミス環境で実行できます。SASユーザは本論文を通じて、簡単にモデルの機能をコンテナに入れることができます。例えば、パブリッククラウドとオンプレミス環境でのDockerコンテナ。また、SASのModel Managerは様々なソース(オープンソース、SAS、コンテナ等々)からモデルの管理を行うことができます。したがって、この論文はそれらの基本知識と、どのようにSASの分析モデルをコンテナに入れることをメインに紹介します。 2.Orchestration of SAS® Data Integration Processes on AWS この論文では、Amazon Web Services(AWS)S3でのSASデータインテグレーションプロセスの構成について説明します。例としては、現在サポートしているお客様がクレジット報告書を生成するプロセスを毎日実行しています。そして、そのお客様の対象顧客は1カ月ごとに1回その報告を受け取ります。データ量としては、毎日に約20万の顧客情報が処理され、最終的に毎月約600万人の顧客へ報告することとなります。プロセスはオンプレミスデータセンターで始まり、続いてAWSのSASデータインテグレーションでAPR計算が行われ、最後にオンプレミスデータセンターで報告書が生成されます。さらに詳しい情報としては、彼らのアーキテクチャ全体はマイクロサービスを使われていますが、同時にAWS Lambda、簡易通知サービス(SNS)、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、およびAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)などの独立した高度に分離されたコンポーネントも使われています。つまり、それらにより、データパイプラインに対するトラブルシューティングが簡単になっていますが、オーケストレーションにLambda関数を使用することを選択すると、プロセスがある程度複雑になります。ただし、エンタープライズアーキテクチャにとって最も安定性、セキュリティ、柔軟性、および信頼性もあります。S3FやCloudWatch SSMのようなより単純な代替手段がありますが、それらはエンタープライズアーキテクチャにはあまり適していません。 3.SAS® on Kubernetes: Container Orchestration of Analytic Work Loads 現在、Big Dataの時代で、Advanced analyticsのためのインフラストラクチャに対するニーズが高まっています。また、分析自体に対して、最適化、予測が最も重要領域であり、小売業、金融業などの業界ではそれぞれ、分析に対する独自の課題を抱えています。この論文では、Google Cloud

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SAS Global Forum 2019 論文紹介シリーズ 第3回「オペレーショナル・アナリティクス for Data Scientist」

今回は「オペレーショナル・アナリティクス for Data Scientist」をメインテーマとしてご紹介します。企業で分析業務を行うデータサイエンティストの皆様はご存知の通り、モデルは開発しただけでは意味がありません。そのモデルを業務に実装(デプロイ)してはじめて、ビジネス課題を解決し、価値を創出することができるわけです。SASが長年蓄積してきたナレッジをご覧ください。 1.Using SAS® Viya® to Implement Custom SAS® Analytics in Python: A Cybersecurity Example この論文は、SASの分析機能により支えられているプロダクションレベルのアナリティクスソリューションを開発しようとしているデータサイエンティストを対象としています。本文では、SAS ViyaとCloud Analytics Service(CAS)に基づく、CASの構築基盤とサイバーセキュリティを説明します。そして、SASアナリティクスを本番環境でPythonで実装する方法を説明します。 2.What’s New in FCMP for SAS 9.4 and SAS Viya この論文では、下記いくつかポイントをメインとして議論していきます。まず、SASが提供しているFunctionコンパイラー(FCMP)の新しい特徴を紹介し、それから主にFCMPアクションセットを中心とし、リアルタイムアナリティクススコアリングコンテナ(ASTORE)とPythonのインテグレーションについても説明します。それらの説明により、SASの新しいテクノロジーに対し、更なる理解を頂けることを期待しています。 3.Influencer Marketing Analytics using SAS® Viya® この論文はSAS Viyaを使って、マーケティングアナリティクスを行う事例を紹介します。近来、マーケティングはますますインフルエンサーが大きな役割をしめるようになってきています。それらのインフルエンサーたちはソーシャルメディアのコンテンツ作成者であり、多くのフォロワーを持ち、人々の意見に影響を与え、購入を検討する人々にも影響を与えています。インフルエンサーマーケティングは、より伝統的なマーケティングチャンネルと同じようにコストがかかるため、企業にとって最も効果的なインフルエンサーを選択することは非常に重要です。 こういった背景において、この論文では、ソーシャルメディアで本当に影響力をもつ人、そしてその影響程度はなにかについて分析することを目指しています。ケーススタディは、感情面の影響を与えることに焦点を当てています。また、多くのフォロワーを持つインフルエンサーとその色んな投稿とアクティビティを分析します。実施するには、Pythonのライブラリとコードが使用されます。次に、彼らのアクティビティとネットワークを分析して、それらの影響範囲を分析します。これらの分析には、SAS Viyaのテキストおよびネットワーク分析機能が使用されます。データ収集ステップ(Python)はクライアントとしてJupyter Notebookを使用していますが、分析ステップは主にSAS Visual Text Analytics(Model Studio)とSAS Visual Analyticsを使用して行われています。 4.Take

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SAS Global Forum 2019 論文紹介シリーズ 第2回「PythonからSAS9を活用するコーディング事例紹介」

前回に引き続き、SAS Global Forum 2019で公開された論文をご紹介します。今回は、SASユーザを含め、SAS言語とオープンソース言語の機能を共に活用することで、様々なビジネス課題に対応できるようなコーディング事例をいくつかピックアップします。 1.Deep Learning with SAS® and Python: A Comparative Study ご存知の通り、SASはディープランニングに関する専門性の高いかつ豊富な機能と製品を提供しています。この論文では、SASとPythonに対し、それぞれ違うデータタイプ(例えば:構造化と非構造化、イメージ、テキスト、シーケンシャルデータ等々)を使ったディープラーニングのモデリングを比較する論文となります。主にSAS環境でのディープランニングフレームワーク、そして、SASとPython言語のディープランニングプログラミングの違いによって、それぞれのメリットとデメリットの紹介となります。 2.Utilization of Python in clinical study by SASPy Pythonは近年最も使われているプログラミング言語になってきました。そして現在、機械学習とAI領域でもよく使われています。Pythonの一番のアドバンテージはその豊かなライブラリを通じ、多種多様な分析をインプリメントできることです。SASは臨床研究領域で最も強力な分析製品でありながら、さらにPythonを使うことによって、そのレポーティング機能、例えば、データ管理、データ可視化を拡張できます。これもSASプログラマーユーザのキャリアに対し、潜在的なメリットです。その様な背景において、SASPyはその可能性を実現します。SASPyはPythonコードの中でSASのセッションをスタートできるPythonパッケージライブラリとなります。この論文では、基本的なSASPyの使用方法とSASのデータセットを処理するヒントについて紹介しています。そして、Pythonを使って、臨床研究で使えそうなレポーティング機能について検討します。 3.Everything is better with friends: Executing SAS® code in Python scripts with SASPy SASPyはSASがPythonプログラミング用に開発したモジュールで、SASシステムに代わるインタフェースを提供しています。SASPyを通じて、SASプロシージャはPythonスクリプトと構文で実行することができ、かつ、SASデータセットとそれに相当するPythonデータフレームの間にデータを転送することも可能です。それにより、SASプログラマーはPythonの柔軟性を利用してフロー制御を行うことができ、PythonプログラマーはSAS分析をスクリプトに組み込むこともできます。この論文では、Pythonスクリプト内で通常のSASコードとSASPyの両方を使用した一般的なデータ分析タスクの例を幾つか紹介し、それぞれの重要なトレードオフを強調し、多種プログラミング言語ユーザになれることの価値を強調しています。SAS University Edition用のJupyterLabインタフェースを使用し、それらの例を再現するための説明も含まれています。それらのSASとPythonのインテグレーション例はJupyter Notebookとしてダウンロードできます。 ダウンロード:https://github.com/saspy-bffs/sgf-2019-how 4.Modeling with Deep Recurrent Architectures: A Case Study of

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第4回「データサイエンティストのキャリアと活躍のかたち」レポート

データサイエンティストを目指す学生向けのセミナー「データサイエンティストのキャリアと活躍のかたち」の第四回が7/25(木)に開催されました。第一回・第二回・第三回に引き続き、今回も大変多くの学生の皆様に参加していただき、有意義なセミナーとなりました。本記事では、当日の様子についてご紹介します。 本セミナーでは、データサイエンティストのキャリアと活躍の場や、ビジネス上でアナリティクスがどのように活用されるかについて、スピーカーがこれまでの経験をもとに紹介しました。 SHIONOGIにおける開発領域のData Scientistとは? はじめに、データサイエンティストのキャリアについて、塩野義製薬株式会社の木口さんのご講演です。木口さんはSHIONOGIのData Science Groupに所属されている方です。Data Science Groupは主にデータサイエンティストやプログラマーで構成され、生物統計家やデータマネージャーと協業して医薬品開発を行っています。 最初に、医薬品開発におけるデータ活用の様子について紹介していただきました。医薬品開発領域では1つの医薬品が世の中で販売されるまでに、臨床試験を何度も繰り返して仮説を検証します。Data Science Groupは、この過程にデータ活用とデータ駆動型医薬品開発を取り入れています。 医薬品開発で活用されるデータには、生物統計家が仮説の推定・検定を行うための臨床試験データやデータサイエンティストが新たな仮説を設定するためのリアルワールドデータ、仮想臨床試験などをするためのシミュレーションデータがあります。これらのデータを組み合わせて活用して医薬品開発の効率化を行っています。 次にデータサイエンティストに求められる役割とスキルについてです。SHIONOGI医薬品開発領域が考えるデータサイエンティストの役割は、科学的にデータを活用するスペシャリストとして、データ駆動型の業務改善を行い、製品価値最大化のためのデータ駆動型医薬品開発をすることであると伝えていただきました。 また、製品価値最大化のためのデータ駆動型医薬品開発はデータサイエンティストが社内外のデータに基づく仮説の導出をし、その仮説をもとに生物統計家が計画立案をして臨床研究で検証するというサイクルがうまく動くことが理想形であると伝えていただいきました。 この役割を果たすために必要なスキルには、統計理論の知識やプログラミングの技術、ITスキルなどもありますが、木口さんは特にチームの中で自分の思っていることを伝える・相手の意思を受け入れるといった「ビジネススキル」が大切であるとおっしゃっていました。 実際にSHIONOGIの様々な分野の技術を組み合わせた活動事例の紹介をしていただいた最後に、「仕事は、多くの失敗から得たヒントをパズルのように組みあわせ、成功に導くこと」であるというメッセージを学生の皆さんに伝えていただきました。ピースは個人が持つ得意な部分・とがった知識でもあり、それらを組み合わせることで新しい仮説を導くことが役割であるという言葉が印象的でした。 不正・犯罪対策におけるアナリティクスの活用 続いて、不正・犯罪対策の分野おいて活用されるアナリティクスについて、SAS Japanの新村による講演です。 今回の講演では、「不正・犯罪対策」の一例としてマネーミュール(知らずのうちに不正な送金に加担してしまう人)を金融機関とのやり取りから検知する活用例を紹介しました。 怪しいお金のやり取りを不正犯罪の被害者口座から見つけるためには、フィルタリングや異常値検知、機械学習、ネットワーク分析など様々な手段が使われています。それぞれの手段には特徴と難点があるため、SASでは複数の適切な手法を組み合わせて効率的に活用し、高精度な不正検知と新たな不正への対応を実現する(ハイブリットアプローチ)を取り入れています。 後半には、不正検知におけるアナリティクスの特徴をいくつか紹介しました。まず、サービス設計によるモデル・チューニング方針について、 ・本当に不正が起きていて、その不正を予測できる検出率を高める ・本当は不正が起きていないのに、それを不正と予測してしまう誤検知を減らす の両方について考えなければならなりません。また、不正検知はビジネスにおいて対外的な説明を求められるため、誰が見ても検知結果を理解できるような可視化をすることが重要です。さらに、不正対策コストと不正被害額の差を考慮するために経済合理性と理想のバランスが求められることも特徴です。 今回の講演内容はどちらも“データサイエンス”の分野としてイメージが浮かびにくいものだったように思われます。「いい医薬品を開発する」ことや「不正・犯罪を検知する」ためのアナリティクスについて知るきっかけになる、とても貴重な講演でした。 SAS student Data for Good communityの紹介 最後に、学生のデータサイエンスの学びの場としてSAS Student Data for Good communityと Data for Good 勉強会について紹介しました。 Data for Goodとは様々な社会問題に対し、データを用いて解決する取り組みです。今回はData for Goodの具体例としてシアトルの交通事故改善を紹介しました。学生が主体となってこの活動をより推進するため、SASではと「Data for Good勉強会」と「SAS Student

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第二回Data for Good勉強会 活動レポート

SAS Japanでは昨年末より”Data for Good”の達成を目指す学生コミュニティ「SAS Japan Student Data for Good community」を運営しています。このコミュニティでは生物の絶滅と人類との関係の分析や通勤ラッシュ時の鉄道混雑緩和など、データを活用した社会課題の解決に取り組んでいます。 二回目となる今回の勉強会では、DataKind社の事例から精神疾患に苦しむ人の生活の向上をテーマに、課題の設定方法をメインに学びました。 精神疾患に苦しむ人々に質の高いケアを提供する 今回扱った事例は、Data for Goodを推進する社会団体であるDataKind社とイリノイ州シカゴで精神疾患の患者を支援している非営利団体であるThresholdsが共同で行ったプロジェクトです。 精神疾患の患者が引き起こす傷害事件や、自殺者の増加、子どもの登校拒否など、精神疾患が原因の社会問題はアメリカにも深刻な影響を与えています。Thereholdsは治療機会や住居の提供を通して精神疾患のある人々の支援を行ってきましたが、資金/人手不足により精神疾患患者に質の高いケアを提供することは困難を極めていました。 そこでDatakind社と共同プロジェクトを開始し、「支援を優先すべき患者を把握する」ことで限られたリソースの中で質の高い支援を行うことを目指しました。このプロジェクトでは、実際のアプローチとして 患者データを一括管理できるデータウェアハウスの構築 支援者が使いやすいダッシュボードの作成 患者間のリスクスコアリングのための予測モデリングの基礎の開発 に取り組んでいます。 3の予測モデリングでは、支援を優先すべき患者を予め把握することで問題解決につなげることを目的にしています。今回のプロジェクトで予測モデリングの土台を築き上げられたことから、今後は精神疾患患者の支援に最良な意思決定のサポートができるようになる見込みです。詳しい内容は記事DataKind社の事例紹介(英語)をご覧ください。 解くべき課題を設定する DataKind社は「支援を優先すべき患者を把握する」ことで資金や人手不足の中でも質の高いケアを提供することに挑みました。 では自分たちならこの問題のどの部分に着目して「課題設定」を行い、その課題を解くにはどのようなアプローチが考えられるのか議論しました。 その中で興味深い意見としては、 課題を「精神疾患の早期発見」と設定し、その解決策として「異変に気付きやすい周りの家族・友人が、簡易的に精神疾患をチェックでき、次にとるべき行動を示してくれるアプリケーション」 といったものがありました。 このアプローチは急な病気やけがの際にインターネット上で緊急度を確認できる救急受診ガイド(東京消防庁)と似た発想であり、どちらも限られたリソースを上手く活用するために機械で判断が可能な部分は機械に任せ、人間がより重要な仕事に時間を割けるようにする取り組みといえます。 上記以外にも様々な意見を交わし、課題の設定方法を学びました。 普段私たちは与えられた課題を解くことはあっても、自分たちで課題を設定する機会はあまりないように思えます。しかしデータ分析において課題の設定は非常に重要で、勉強会を通して意見を共有しながら議論を進められたのは、私たちが取り組んでいるプロジェクトを考える上でも参考になりました。 コミュニティメンバー募集中! SAS Japan Student Data for Good communityでは引き続き学生の参加者を募集しております。社会貢献を目指す活動を通してデータサイエンティストの役割である「課題の設定」から「データを用いた解決法の提示」までの一連の流れを経験できます。 興味をお持ちでしたら下記の事項をご記入の上JPNStudentD4G@sas.comまでご連絡ください。 大学名 / 高校名 名前 メールアドレス また、第4回を迎える学生向けセミナー「データサイエンティストのキャリアと活躍のかたち」 は2019年7月25日(木)19:00~ SAS東京本社(六本木ヒルズ11F)にて開催予定です。 現場で活躍されているデータサイエンティストの方々から、具体的なお仕事の内容や学生の内に学ぶべきこと等をお伝えする予定です。 みなさんのご参加お待ちしております。

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SAS코리아, 롯데홈쇼핑과 함께하는 ‘제 17회 SAS 분석 챔피언십’ 개최

SAS코리아, 롯데홈쇼핑과 함께하는 ‘제 17회 SAS 분석 챔피언십’ 개최  빅데이터·AI 알고리즘 활용한 ‘홈쇼핑 방송 판매실적 예측’ 주제로 공모 SAS 솔루션 및 분석 교육을 통한 실제 비즈니스 과제 해결…분석 전문성 제고 6월 30일까지 참가 접수…우승팀에 상금·교육·인턴십 가산점 등 다양한 혜택 제공 2019년 6월 5일, 서울 – 세계적인 분석 선두 기업 SAS(쌔스)코리아(www.sas.com/korea)가

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SAS Global Forum 2019 レポート (4日目)

SAS Global Forum 2019もいよいよ最終日を迎えました。一日目、二日目、三日目に引き続き、最終日の参加レポートを掲載します。   データサイエンティストに必要な倫理 本日は”The Good, The Bad, and The Creepy: Why Data Scientists Need to Understand Ethics”というセッションに参加してきました。数十年前、データの活用はあくまで統計学の中のみのものであり、扱えるデータの数もごく少数でした。しかし、計算機の発展、理論の進歩、機械学習との交わりにより、近年では膨大かつ複雑なデータも処理することができるようになりました。それに伴い、データ分析の際のごく少数のミスもしくは悪意のある行為によって多くの人々に甚大な被害をもたらしてしまう可能性があると指摘しました。データサイエンスは非常に強力ですが、それを適切に活用するためにデータサイエンティストには倫理観が必要不可欠です。特に「引き起こしうる害」を認識し、「同意」に基づいてデータを使用し、「自分が何を分析しているか」を正確に把握することが必要と指摘し、特に三点目の重要性を強調しました。 分析に用いるアルゴリズムは適切かについて、常に気を配らなくてはありません。アルゴリズムが害を引き起こす例として、あるバイアスの持ち主が書いたプログラムにはそのバイアスが含まれている事例を紹介しました。例えば、Webでの検索結果にジェンダーギャップや人種間格差が見受けられるのは、関連するバイアスも持つ人物が書いたアルゴリズム内にそのバイアスが反映されているからかもしれません。他の例として、アルゴリズムに対する根本的な理解不足が問題を引き起こしうる事例を紹介しました。例えば、二つの要素が明らかに無関係と思われる場合でも、あるアルゴリズムが相関関係を見出したという理由でその二要素に関係があると結論付けてしまうのは、そのアルゴリズムについての理解が足りていないということです。数理統計をブラックボックスとみなしてはならず、背景理論について正確に把握し、何を分析しているかを意識し続けることが必要不可欠だと語りました。 また、これらに基づき、将来データサイエンティスト間にヒエラルキーが生じる可能性を指摘しました。基礎的な数学・統計学の知識があるだけでは不十分。倫理や関連法律を理解しそれをアルゴリズムに照らし合わせ、顧客や無関係な人々に害を与えてしまう可能性がないかを吟味し、必要に応じて手法を変えられるデータサイエンティストがヒエラルキーの頂上に来るはずだと主張し、倫理の重要性を強調しました。   SAS Global Forum 2019 に参加して 今回のSAS Global Forum 2019で最も印象に残ったことは「アナリティクスの可能性」です。本日の基調講演で、理論物理学者のミチオ・カク氏は「将来、すべての業界にAIが導入される。人類にとってロケットは大きな革命だったが、今後、データを燃料、アナリティクスをエンジンとして、さらに大きな革命が起ころうとしている。」と語りました。実際、様々なセッションへの参加を通して、アナリティクスが活躍する分野が非常に多岐にわたっていること、そしてそのインパクトが非常に大きいことを改めて実感し、将来私たちの生活がどのように変わっていくのかと想像して心を躍らせました。また、学生向けセッションへの参加を通じて、「アナリティクスを用いて世界を変えたい」という志を抱く同年代の学生が世界各地で切磋琢磨していることを知りました。近い将来、彼らと力を合わせて社会に大きなインパクトをもたらす”何か”をするため、今後も日々精進します。

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