Internet of Things

Stay up on IoT trends, business opportunities and the future of streaming data

Analytics | Internet of Things
0
製造業DXにおけるITとOTとの融合 (5) – センサデータの品質を向上させる7つのポイント(中編)

医者の診断に例えて学ぶ AIを用いたセンサデータ分析システムに関するよくある誤解について 製造業で盛んに導入されているセンサ。そのセンサデータを分析してビジネスインパクトのある結果を出すには、どのようにしたら良いのでしょうか? データ分析を成功させるためには、様々な要素が考えられますが、ここではセンサデータの質に注目したいと思います。いくら高度なデータ分析手法を用いても、分析対象のセンサデータが正しく取得できていない場合は、結果が出ないことは容易に想像できますが、あまり議論されることはありません。 これは、センサ計測とデータ分析の両方を視野に入れた幅広いノウハウが必要となり、Information Technology (IT) と Operational Technology (OT)との融合という課題に行き着くためです。 本ブログでは、このマニアックな話題を、医者の診断に例えながら、わかりやすく解説していきます。 記事の振り返り: 自覚症状が無いセンサデータの品質問題  これまで「自覚症状が無いセンサデータの品質問題」をテーマとし、前回は「センサデータの品質を向上させる7つのポイント(前編)」についてお話ししました。生産ラインのDXのために、センサデータを用いてデータ分析をしているのだが、思うような結果が得られていないケースが市場で発生していることをお伝えし、その原因の一つとして、分析対象となるセンサデータ自体の品質問題があることをお伝えしました。 この問題は関係者が気付きにくく、対処方法も専門知識と経験が必要となります。 そこで、「センサデータの品質を向上させる7つのポイント」について、今回の中編では下記の④~⑤まで御説明します。  図1. センサデータの品質を向上させる7つのポイント ④センサの設置方法  センサは種類に応じて必ずメーカが推奨する設置方法が決められています。図2は圧電型加速度センサの設置方法と注意点であり、加速度センサメーカから提供されている一般的な公開情報です。重要なのは、設置方法によっては必要なデータが得られないことです。例えば、計測可能な上限周波数は、プローブだと1 kHzが限界ですが、ネジ留めだと15 kHz近くまで測れます。これも筆者が経験した事例ですが、ユーザ様が自己流で両面テープを用いて加速度センサを貼り付けておられたために、振動が吸収されてしまい、正確な計測ができていなかったことがありました。これはさすがに、高度なデータ分析を実施する以前の問題でしたので、すぐに改善をお願いしました。 図2.  加速度センサの設置ミスによる振動データのロスト   ⑤データ収集装置の選定  データ収集装置自体の性能不足が問題になることがあります。これは盲点であり、自覚症状が出にくいものです。たとえ高精度なセンサを設置してデータ収集したとしても、適切なデータ収集装置を選定しなかったために、データの精度を低下させてしまうケースがあります。特に重要なのは、サンプリング周波数、分解能、同期計測の3つです(図3)。 図3. 適切な計測装置の使用が不可欠  サンプリング周波数に関しては、計測器の選定基準の一つとして必ずカタログ等に記載されており、また、近年はサンプリング周波数が不足しているデータ収集装置は稀なため、選定ミスの原因にはなりにくくなっています。しかし、分解能に関しては注意が必要です。例えば、加速度センサやマイクロフォンを用いた計測では、 24 bit分解能のデータ収集装置を使用するのが業界標準だが、16 bit分解能の装置を使用しているケースがあります(一般的なオシロスコープは8 bit分解能)。この場合、計測データに与える影響としては、波形再現性の悪化と微少な変化の取りこぼしが発生します。仮に機械学習を用いて異常検出をするとしたら、感度不足が起こる可能性があります(表1)。  表1. センサ計測ミスの原因とデータ分析に与える影響    極めて重要であるにもかかわらず、ほとんど意識されていないのが、同期計測です。各種センサデータ同士の時間的タイミングが取れていない場合は、厳密なデータ分析ができない場合があるからです。例えば、周期性のある回転機械や往復運動機械の異常検知を行う場合には、各種信号の立ち上がりタイミングや信号の発生サイクルが異常検知上、大きな意味を持つため、同期が取れていないデータでは異常検出が困難な場合あります(図4)。厳密には、計測装置の同期精度が、実施したいデータ分析用途に合っているかどうか判断する必要があります。高速動作をする精密機械の状態監視では、マイクロ秒レベルの同期精度が要求される場合もあり、一般的な工作機械ではミリ秒レベルで十分な場合があります。 図4.同期計測の重要性 データ収集装置の選定ミスにより、不具合の発見ができなかったという事例を、筆者は数件経験しています。例えば、高速印刷機の印刷ズレの原因分析に携わった時のことです。原因はベアリングのわずかな損傷で、それが原因で印刷ズレが発生していました。ですが、お客様のお持ちのデータ収集装置は、サンプリング周波数と分解能が低く、異常波形が検出できておりませんでした。そのため、筆者が持ち込んだデータ収集装置を使い原因分析は成功しました。加速度センサは最高のものでしたが、それを活かしきれるデータ収集装置の選定に問題があったという事例でした。 これまでの記事で、センサデータの品質を向上させる7つのポイントのうち5つを紹介してきました。 残り2つのポイントは、後編にて御説明します。 次回に続く

Analytics | Internet of Things
0
製造業DXにおけるITとOTとの融合 (4) – センサデータの品質を向上させる7つのポイント(前編)

医者の診断に例えて学ぶ AIを用いたセンサデータ分析システムに関するよくある誤解について 製造業で盛んに導入されているセンサ。そのセンサデータを分析してビジネスインパクトのある結果を出すには、どのようにしたら良いのでしょうか? データ分析を成功させるためには、様々な要素が考えられますが、ここではセンサデータの質に注目したいと思います。いくら高度なデータ分析手法を用いても、分析対象のセンサデータが正しく取得できていない場合は、結果が出ないことは容易に想像できますが、あまり議論されることはありません。 これは、センサ計測とデータ分析の両方を視野に入れた幅広いノウハウが必要となり、Information Technology (IT) と Operational Technology (OT)との融合という課題に行き着くためです。 本ブログでは、このマニアックな話題を、医者の診断に例えながら、わかりやすく解説していきます。 前回の振り返り: 結果が出ないPoC(Proof of Concept:概念実証)  前回の記事では「自覚症状が無いセンサデータの品質問題」についてお話ししました。生産ラインのDXのために、センサデータを用いてデータ分析をしているのだが、思うような結果が得られていないというケースが市場で発生していることをお伝えし、その原因の一つとして、分析対象となるセンサデータ自体の品質問題があることをお伝えしました。 この問題は関係者の自覚症状もないため気付きにくく、対処方法も専門知識と経験が必要となります。 そこで、今回から前編/中編/後編の3回に分けて、「センサデータの品質を向上させる7つのポイント」について御説明します。 センサデータの品質を向上させる7つのポイント  現場では正確なセンサデータ収集(計測)を行っているつもりでも、気付かずに失敗しているケースが数多く存在していることに注意して頂きたいです。これは、計測ミスしたデータをいくら解析しても、良い結果は得られないからです。このような計測ミスを防ぐためのポイントは以下の7つだと言えます。 ※本記事では、上記の①~③まで御説明します。 ① 異常状態の発生メカニズムの理解(測定対象物の理解) この異常状態の発生メカニズムの理解は、測定対象物の理解を深めることだと言い換えることもできます。 いくつか例をあげてみます。ポンプのような回転機械の軸受けの不具合は異常振動として現れ、その結果として異音が発生します。また、音響機器はスピーカの取り付け不具合により、ビビリ音という異音が現れます。そして、プレス機のような往復運動機械の場合は、往復周期がぶれることにより、生産品の加工精度にバラツキが生じることがあります。さらに、射出成形機の場合は、材料の注入圧力の時間的変化にバラツキが生じた場合にうまく成形できない場合があります。 このように、測定対象物の異常状態が、なぜ起きるのかを物理的な観点から把握することが第1ステップとなります。 ところがこれが意外と難しいため、解決策としては、異常状態を把握している可能性の高い、現場の熟練オペレータなどからの情報収集が重要になります。 ② センサの選択(取得データの選定) よくあるミスとしては、センサの選択ミス、いわゆる取得データの選定ミスがあげられます。原因の一つは、上述の「①異常状態の発生メカニズム」が事前に理解できておらず、適切なセンサ選定ができなかったことに起因しています。例えば、回転機械の軸受けの不具合は異常振動として現れるため、異常検知のためには加速度センサを用いて振動データを取得することがベストだと言えます。また、音響機器のスピーカの取り付け不具合によるビビリ音の検出にはマイクロフォンを用いた音響計測が適切だと考えられます。 実はセンサ選定が不要な場合もあります。例えば、機械の制御信号が外部出力されているようであれば、そのままデータ収集することも可能です。 他にも原因があります。それは、システム構築を担当しているシステムインテグレータ(SIer)の得意分野が影響しているケースがあります。実際、SIerが得意としていないセンサは選定候補に上がってこないケースがあります。表1は、状態監視のために使用される代表的なセンサをまとめたものです。センサの種類によっては専門メーカや専門のSIerがいるものもあり、中には高性能な計測器が必要とされるセンサもあります。これは筆者が経験したことですが、製造装置の状態監視の際に、電流を使った異常検知の方が適切だと思われるケースがありました。ですがそこでは加速度センサが使用されていました。理由は業者が得意とするセンサ計測領域に偏りがあったことと、特に明確な理由がないまま、加速度センサが選択されていた状況でした。無論、生データには異常信号が弱く含まれており、データ分析をしても良い結果が得られていませんでした。そのため、筆者はセンサの変更を進言しました。 表1.状態監視に使用される代表的なセンサ ③ センサの取付け位置 センサの取付け位置も重要です。例として生産品の品質管理と製造装置の異常検知の例をあげてみます。機械はローラ機械である。図1左側の写真は、加速度センサを用いた軸受けのモニタリングであり、X、Y、Z軸に加速度センサが取り付けられている。この例は正しく設置されている例である。  医者の診断に例えれば、心臓の診断のために心音を聴こうとする医者は、どこに聴診器をあてるでしょうか? もちろん胸ですよね? 足に聴診器をあてて心音を聴こうとするお医者様がいたらかなり心配になりますよね? このような、あり得ない状況がセンサの取付け位置のミスとして起こっている場合があります。このような事態を防ぐには、「なぜそのセンサを設置するのですか?」とSIerに質問するなり、自問自答してみると良いと思います。また、「設置するセンサの数、取り付け方向はどうすべきか?」という問いに関しても明確な理由を持っておきたいですね。             図1.生産品の品質管理と製造装置の異常検知(ローラ機械の例) 以上、センサデータの品質を向上させる7つのポイントのうち3つを紹介しました。 次回は、④~⑤について御紹介します。 次回に続く

Analytics | Data for Good | Data Visualization | Internet of Things | Learn SAS
0
サステナビリティ経営へのアナリティクス (2)

はじめに 今回は、地球環境に関する喫緊の課題であるカーボンニュートラル対策およびグリーン成長戦略におけるSASの取組みをご紹介します。 カーボンニュートラルに向けた動向 159か国・地域をカバーしたパリ協定*1に締結した日本は、2050年までにGHG(温室効果ガス)排出を全体としてゼロにする(GHGの排出量と吸収量を均衡させる)カーボンニュートラルを目指すことを宣言しています。すべてのインダストリーで多くの企業はこれをカバーするグリーンビジネス戦略の施策を展開し、マテリアリティの中核に置いたカーボンニュートラルに向けた事業を推進しています。すでにヨーロッパを中心に35の国(2021年9月時点)で炭素税が導入され、GHG排出量に応じた課税がされています。日本では地球温暖化対策税だけですが、今後より厳しい税率の炭素税の導入が検討されています。 グリーン成長戦略 温暖化への対応を成長の機会ととらえたグリーン成長戦略*2は、14の重点分野が設定されており、グローバル市場や世界の巨大なESG投資意識し国際連携を推進したゲームチェンジが始まっています。これらの重点分野での目標は、高いハードルによりイノベーションが必要と考えられています。企業はESGに係る情報開示を求められ、統合報告書やサスティナビリティレポートなどでESG情報を開示しており、カーボンニュートラルの取組みはその中核をなしています。SASにおいても長年にわたり推進しています。 サステナビリティのリーダーとしてのSAS SASは、企業のサステナビリティのリーダー*3として、従業員、サプライヤー、および顧客と緊密に連携し、省エネ、排出管理、汚染軽減、節水、グリーンビルディング、およびその他のプログラムに焦点を当てたプログラムで環境フットプリントを削減しています。スマートキャンパスプロジェクトを通じて運用を改善するためのデータのストリーミングから、ソーラーファームからのクリーンエネルギーでオフィスビルに電力を供給するまで、SAS Visual Analyticsを使用して、環境パフォーマンスを収集、管理、計算、および報告をしています。 SASの環境プログラムの成果 SASの2020年の環境プログラムの主な成果は次のとおりです。   カーボンニュートラルの取組み SASは、パリ協定の目標に引き続きコミットし、2050年のカーボンニュートラルな目標を設定しています。それによりサイエンスに基づく目標の達成に取組む最初の1,000社の1つとして認められました。 SASの主要なエネルギーおよびGHG排出削減イニシアチブには、積極的なエネルギーおよびGHG排出削減目標の設定、LEED® (建築や都市の環境性能評価システム) ガイドラインに準拠した施設の建設と維持、電気自動車充電ステーションの設置、再生可能エネルギーへの投資、オフィスビルおよびデータセンター向けのスマートなエネルギー効率の高い技術の追求、電話会議の奨励が含まれています。SASは、自社の独自のソフトウエアを使用して、世界中の施設のエネルギーと排出量の要件を収集、理解、管理するプロセスを改善し、消費傾向を報告して積極的に影響を与える能力を高めています。環境プログラムは、SASソフトウエアを使用して削減戦略を策定し、対策間の関係を分析して最大の効果を持つ施特定、決定パフォーマンス指標の開発および監視を実行しています。 次に代表的なイニシアチブを紹介します。 クリーンエネルギーシフト SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」とSDGs目標13「気候変動対策を支援するために」への施策 SASは再生可能エネルギーの導入とクリーンエネルギーの経済的および環境的利益を積極的に提唱しています。 SASは、ノースカロナイナ州ケリーにある広大なグローバル本部キャンパスに自らのSASソーラーファームを構築、グリーンエネルギー自社の電力、移動に利用するEVへの電源供給を実現しています。SASソーラーファームがノースカロライナ州知事ロイ・クーパーにクリーンエネルギー経済とパリ協定の支援のための執行命令に署名する場所として選ばれた後、SASはクリーンエネルギーと炭素政策の設計を支援するために州のクリーンエネルギー計画で推奨されているように利害関係者会議に継続的に参加ました。 スマートシティー SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」への施策 SASはSmart Cities Council*4、Envision America*5、Research Triangle Cleantech Cluster(RTCC)*6などの組織とも提携し、接続されたデバイス、ソーシャルメディア、モノのインターネット(IoT)から供給されるデータの爆発的な増加を利用して、自治体のスマート化(スマートシティー)を支援しています。人工知能(AI)、ブロードバンドワイヤレス、クラウドコンピューティング、IoTネットワークなどの相互依存テクノロジーの理解を深めることで、効率の向上、コストの削減、機会の特定、気候変動の影響の緩和を支援します。 スコープ別の世界のGHG排出量 サプライチェーン排出量(スコープ1からスコープ3に分類される*7)の全体像を把握し、効果的な削減対象を特定して長期的な環境負荷削減戦略や事業戦略策定のインサイトを抽出することが重要と考えています。 SASは自社ソフトウエアによりデータ収集、分析、可視化、予測を行っています。これにより現状を迅速かつ正確に把握し、統計モデルやAIモデルにより予測・最適化しゴールへの軌道や実現性を描いています。アナリティクスによる意思決定により確実な目標達成を実践しています。 *SAS Visual Analyticsによる環境ダイナミックレポート グラフ1: スコープ別GHG排出量   *SAS Visual Analyticsによる環境ダイナミックレポート グラフ2: スコープ1とスコープ2のGHG排出量トレンド その他の環境への取組み 環境におけるその他の分野でも次のように多くの取組みをSASのアナリティクスにより実施しています。詳細は割愛しますのでご興味がある方はCSRレポート*8をご覧ください。 廃棄物の転換(SDGs⽬標12)、紙の消費削減·リサイクル(SDGs⽬標12、15)、節水(SGD目標 6)、排水管理(SGD目標

Analytics | Internet of Things
0
製造業DXにおけるITとOTとの融合 (3) – 自覚症状が無いセンサデータの品質問題

医者の診断に例えて学ぶ AIを用いたセンサデータ分析システムに関するよくある誤解について 製造業で盛んに導入されているセンサ。そのセンサデータを分析してビジネスインパクトのある結果を出すには、どのようにしたら良いのでしょうか? データ分析を成功させるためには、様々な要素が考えられますが、ここではセンサデータの質に注目したいと思います。いくら高度なデータ分析手法を用いても、分析対象のセンサデータが正しく取得できていない場合は、結果が出ないことは容易に想像できますが、あまり議論されることはありません。 これは、センサ計測とデータ分析の両方を視野に入れた幅広いノウハウが必要となり、Information Technology (IT) と Operational Technology (OT)との融合という課題に行き着くためです。 本ブログでは、このマニアックな話題を、医者の診断に例えながら、わかりやすく解説していきます。 今回から、「自覚症状が無いセンサデータの品質問題」に関連した話題をお伝えしていきます。  結果が出ないPoC(Proof of Concept:概念実証)  SASは世界各国に支社を持ち、製造業DXの実現に向けた数多くのデータ分析案件を取り扱っています。 よく頂く御相談内容としては、生産品の品質管理と設備保全系に関連するデータ分析システムの導入検討です。(図1)    図1. 生産ライン向けDXとしてよくある御相談   ところが、PoCとしてセンサデータを用いてデータ分析をしているが、思うような結果が得られていないというケースが市場で発生しています。多くの方がデータ分析手法に問題があるのではないかと考え、データ分析のスペシャリストである弊社に御連絡を頂きます。たしかに分析手法の問題もあり、原因は様々ですが、意外と盲点になっているのが分析対象となるセンサデータ自体の品質問題です。  センサデータの品質問題とは何か?  データ分析はデータ収集から始まります。そして、そのデータの質が分析結果に影響を与えることは容易に想像できます。図2はセンサデータ分析システムの構築の流れを示しています。システム構築は、データ収集からスタートし、データ蓄積、そしてデータ分析という順番で実施され、手動でデータ分析の結果が出るようになった段階で自動化するという流れが一般的です。  図2. センサデータ分析システムの構築の流れ   図3は、センサデータの分析の際にAIの導入を意識して描いたものです。流れとしては、経営上の目標設定から始まり、データ取得、特徴量抽出/次元削減、そしてモデル作成へと進んでいきます。ここで皆様に質問させて頂きたいのは、どの工程が一番重要なのかということです。無論、どの工程も専門家の知見が必要であり、重要かつ難易度が高いのは当然ですが、最も重要なのは前半のデータ取得と特徴量抽出だと、あえて強調します。言い換えますと、モデル作成に使用されるセンサデータの品質(精度)が重要だということです。当然ではありますが、センサデータの質が悪い場合、データ分析(作成するモデルの精度)に影響が出てしまうためです。 医者の診断に例えれば、検査データが間違っていたら間違った診断を下してしまうのと一緒であり、センサデータの品質は極めて重要だと言えます。  図3. AIを用いたセンサデータ分析システムの開発の流れ 自覚症状が無いセンサデータの品質問題  この問題の恐ろしい点は、システム開発に携わっている関係者の皆様にとって自覚症状が表れない場合が多いことです。 そもそも、データ分析の結果が出ない原因が、上述のセンサデータの質に関係していることを、どうやって判断すれば良いのでしょうか? 当然、他の原因も考えられます。   先日、お医者様と健康診断の検査結果のお話をした際に気がついたのですが、お医者様は検査データの意味や限界、誤差要因をよく御存知のようでした。そして総合的に私の健康状態を判断しておられるようでした。思わず、その秘密を知りたいと思い質問してしまったのですが、お医者様の回答は「過去の事例と経験即かなぁ~~??」と、お答えいただきました。  ということで、次回以降、私の経験即に基づいたチェックポイントを御紹介していきます。  次回に続く

Analytics | Data for Good | Internet of Things | Learn SAS
0
サステナビリティ経営へのアナリティクス (1)

はじめに 近年サステナビリティ経営は多くの分野で注目されています。環境・社会の変化や価値観の変革に対応しながら、長期にわたり市場から求められ、継続的に価値提供を行い、社会から信頼され続けることが企業にとって最も重要と考えられています。 最近では、気候変動、COVID-19パンデミックなどの社会環境の変動により、生活者、消費動向、企業活動、サプライチェーンなどに大きな影響を及ぼす中で、どのように対応し取り組んでいくかが喫緊の課題となっています。 今回のブログでは、これらの変化対して持続可能な世界を実現するための「サステナビリティ経営」に関してSASのアナリティクスアプローチをテーマに数回にわたり見ていきたいと思います。 SDGsとESG 地球規模の課題を踏まえた全世界共通の持続可能な成長戦略であるSDGsは、今や大企業の多くがサステナビリティ経営*1の計画にマテリアリティ(重要課題)として織り込み取り組まれています。また、環境・社会・ガバナンスの観点で企業活動を分析評価するESG*2は、企業価値を見通す上での重要性として認識されています。 アナリティクスが果たす役割 環境や社会で起こっている多くの変化は、生活者の価値観および消費活動に変化をもたらします。企業は、その変化を的確に捉え迅速に対応していくことが求められます。それらの変化を近年のデジタル・テクノロジーを用いて迅速に把握し、AIやアナリティクスによるインサイトに基づく意思決定や課題解決、商品やサービスの継続的な改善や高度化などにより新たな価値を提供することは、企業のサステナビリティと競争力を創出し、サステナビリティ経営において非常に重要となります。 中長期計画のマテリアリティとして掲げられたSDGsの達成度評価やESG評価においてもアナリティクスの手法を用いた評価手法やツールが多く用いられ、企業活動の見える化を推進するとともに、投資家などへ開示することでESG投資を促すとともに、企業価値向上や創造を進めています。SASは、AIによるESG管理とレポート作成に関するサービスを提供しています。 また、企業や組織の活動においても、AIやアナリティクスによるインサイトや予測といったデータ利活用をもとに、CO2削減、エネルギー対策、フードロス削減、水資源保全、汚染軽減など様々なサステナビリティに関する課題解決に向けて、アナリティクスが活用されています。*3*4 SASの取り組み SASは自社のCSR活動として、エネルギー節約、GHG(温室効果ガス)排出管理、汚染軽減、水保全、グリーンビルディング、およびその他のプログラムにより環境を改善などに取り組んでいます。また、サステナビリティ経営のリーダーおよび提唱者として、高度なテクノロジーと経験豊富なスタッフにより、多くのソフトウエア、ツール、サービスなどを企業や組織に提供してきています。これらは追って紹介いたします。今回はSASのCSRレポート*5から抜粋してSASの取り組みをいくつか紹介します。 アナリティクスによる人道支援/社会支援 ビッグデータアナリティクスが世界中の短期および⾧期の開発⽬標の達成に役立つという広範な証拠があります。アナリティクスの世界的リーダーとして、SASは、貧困、病気、飢餓、⾮識字などの社会の最⼤の問題のいくつかを解決するために、最先端のテクノロジーと専⾨知識を適⽤することに情熱を注いでいます。 SASは、常により良い世界を構築するためにそのテクノロジーを使⽤することを挑戦しています。国連のSDGsが不平等を減らし、健康的な⽣活を確保するために取り組んでおり、SASはそれがすべての⼈にとってより明るい未来を創造するのを助けることができる機会を探しています。 SASの社会イノベーションイニシアチブは、世界の進歩を加速させ、世界をより持続可能な未来に向けて動かす創造的な⽅法の発見を支援します。 SASがこの⽬標をサポートする⽅法の1つは、 Data for Goodを推進する運動です。貧困、健康、⼈権、教育、環境に関する⼈道問題を解決するために有意義な⽅法でデータを使⽤することを奨励します。 ⾼度なアナリティクスとIoTによる健康なミツバチの個体数の増加 World Bee Countを使用すると、ミツバチのデータをクラウドソーシングして、地球上のミツバチの個体数を視覚化し、これまでのミツバチに関する最大かつ最も有益なデータセットの1つを作成できます。 SASのデータ視覚化により、クラウドソーシングされたミツバチや他の花粉交配者の場所が表示されます。 プロジェクトの後の段階で、研究者は作物の収穫量、降水量、その他のハチの健康に寄与する要因などの重要なデータポイントを重ね合わせて、世界の花粉交配者のより包括的な理解を集めることができます。 Joseph Cazier, アパラチア州立大学分析研究教育センター教授兼常務理事   ミツバチを救うことは私たちの⾷糧供給にとって最も重要であり、⾼度なアナリティクスがミツバチと私たちの未来を維持するための鍵となる可能性があります。 SASのモノのインターネット(IoT)、機械学習、視覚アナリティクス機能により、健康なミツバチの個体数の維持とそのサポートができる可能性があります。 2020年、SASは、テクノロジーが世界中の花粉交配者の個体数を監視、追跡、改善する3つの別々のプロジェクトに参加しました。まず、SASのデータサイエンティストは、聴覚データと機械学習アルゴリズムを通じて、侵入しないで蜂の巣のリアルタイムの状態を監視する⽅法を開発しました。 SASはまた、世界のミツバチの数についてアパラチア州立⼤学と協力して、世界のミツバチの個体数データを視覚化し、それらを保存するための最良の⽅法を抽出しました。さらに、SAS Viya Hackathonの受賞者は、機械学習を通じてハチのコミュニケーションを解読し、⾷料へのアクセスを最⼤化し、⼈間の⾷料供給を増やしました。 困っている⼈を助けるための最善のサポートを理解する 私たちの優先事項は、人生の最も困難な季節を通して家族を支援することです。その仕事の多くは、目に見えないところに隠れているホームレスを支援することです。それが私たちの最善の策です。SASは私たちの目の前でデータを取得し、以前は見ることができなかった隠された洞察を発見することができました。それはSASが最も得意とすることです。正直なところ、完璧な組み合わせでした。 Leslie Covington, Executive Director, The Carying Place     ホームレスに苦しんでいる多くの人は、自給自足できるための指導と支援を求めてThe Carying Place(TCP)に目を向けます。 手書きのドキュメントと一貫性のないスプレッドシートの山の中に27年分のデータがあるため、TCPはSASを利用して、参加者の成功の指標をより適切に測定し家族にふさわしい支援を提供しました。 SASボランティアは、デモグラフィック、保険、住宅、退役軍人のステータス、障害のステータス、予算ファイルなど、参加している家族のデータを分析し、TCPのニーズを最もよくサポートできるモデルを選択しました。

Analytics | Artificial Intelligence | Data for Good | Internet of Things
Emily Johnson 0
Protecting the planet: 7 ways analytics supports sustainability

Analytics are vital to a safer future. As a renowned sustainability leader, SAS is committed to making a positive impact for our customers, employees, and the planet. Climate change is more important than ever, and the explosion of big data is essential to navigating this crisis. Learn how analytics is

Analytics | Internet of Things
0
製造業DXにおけるITとOTとの融合 (2) - 生産ラインにおけるAIを用いた状態監視の種類

医者の診断に例えて学ぶ AIを用いたセンサデータ分析システムに関するよくある誤解について 製造業で盛んに導入されているセンサ。 そのセンサデータを分析してビジネスインパクトのある結果を出すには、どのようにしたら良いのでしょうか? データ分析を成功させるためには、様々な要素が考えられますが、ここではセンサデータの質に注目したいと思います。いくら高度なデータ分析手法を用いても、分析対象のセンサデータが正しく取得できていない場合は、結果が出ないことは容易に想像できますが、あまり議論されることはありません。 これは、センサ計測とデータ分析の両方を視野に入れた幅広いノウハウが必要となり、Information Technology (IT) と Operational Technology (OT)との融合という課題に行き着くためです。 本ブログでは、このマニアックな話題を、医者の診断に例えながら、わかりやすく解説していきます。 はい、今回は、「生産ラインにおけるAIを用いた状態監視の種類」について解説します。 図1に示した通り、種類としては4つに大別されます。 どれを実現したいのかで、取得すべきセンサデータの種類や、データ分析システムの構築難易度が変わってきます。 読者の皆様は、どれを実現したいとお考えでしょうか? 図1.生産ラインにおけるAIを用いた状態監視の種類は4つある 1つ目が異常検知です  これは生産品の品質異常や生産ラインの設備機械の異常を捉えるものであり、学術的には「教師なし学習」と呼ばれる手法を用います。この場合、異常時のデータを予め用意する必要がないため、不具合データの取得が困難な製造業の現場において有効となります。例えば、正常時の各種センサデータを基準とし、どれだけ正常状態から離れたかで、異常を検出する方法です。 2つ目は原因診断です これは異常発生後に、何が原因なのか特定するものであり、学術的には「教師あり学習」と呼ばれる手法を用います。この場合、異常時のデータを予め用意しておく必要があります。 原因診断が必要とされる理由としては、対処方法の検討をつけるためです。 製造装置であれば、点検箇所や分解すべき箇所を特定することにより、分解コストや部品交換コストを抑えることができます。 これは大型機械の場合、特に重要であり、この原因診断は「精密診断」とも呼ばれ、まさに職人技が要求される分野です。 3つ目が品質/寿命予測です これは各種データから、生産品の品質を予測したり、稼働中の設備や部品が、あとどれくらい使用できるか日数を予測するものです。 例えば、生産品の品質予測が可能になると、抜き取り検査の精度が向上し、ランダムにサンプル取得をするのではなく、品質上懸念がありそうなものをサンプルして効率良く評価できるようになります。 また、設備や部品の寿命予測が可能になれば、高額な部品をできるだけ長く使用することができますし、メンテナンス日程を戦略的に決めることも可能になります。 4つ目がパラメータ最適化です これは、期待した品質で生産するためには、どのような製造環境や材料構成が必要なのか、また、どのように製造装置を制御したらよいのか決定することができます。 図1に示したデータ活用の流れは、人間の健康診断と全く同じであり、1番から4番まで順番に実施する必要があり、飛び越えることはできません。 医療に例えますと、1番の「異常検知」は、正常時との変化を検出するものであり、いわば定期健康診断に相当するものです。 2番の「原因診断」は、定期健康診断で早期発見された異常を、さらに掘り下げて精密検査を行うものです。 3番の「品質/寿命予測」に関しては、医学でも同様であるが、これまでの長年にわたるデータが揃うことにより、治癒率予測が可能になります。 4番の「パラメータ最適化」は、健康で過ごすための予防方法だと言えます(図2)。そして、豊かな人生を過ごすために、どなたも4番の予防までを期待されておられると思います。 図2. 医療診断の流れと、生産ラインにおける品質管理/設備状態監視の流れはよく似ている 生産ラインでも同様です。最後の4番まで実現できれば、ビジネス上の費用対効果(ROI)は最大となります。 それには、分析に必要な各種データを準備する必要があり、その質も重要になります。 しかしながら現実問題として、いきなり4番から実現することはできないため、4番のパラメータ最適化の実現をゴールとしながら、1番から順番に実現していく必要があることを御理解ください。また、医学でも同様のことがいえるかと思いますが、生産ラインにおける状態監視対象物によっては、1番の異常検知が技術的な限界となり、2番以降に進めない場合もあります。 この見極めも重要となってきますが、この点は本ブログのテーマとして別途取り扱いたいと思います。 次回に続く

Analytics | Internet of Things
0
製造業DXにおけるITとOTとの融合 (1) - なぜ医者の診断に例えて学ぶと良いのか?

医者の診断に例えて学ぶ AIを用いたセンサデータ分析システムに関するよくある誤解について 製造業で盛んに導入されているセンサ。 そのセンサデータを分析してビジネスインパクトのある結果を出すには、どのようにしたら良いのでしょうか? データ分析を成功させるためには、様々な要素が考えられますが、ここではセンサデータの質に注目したいと思います。 いくら高度なデータ分析手法を用いても、分析対象のセンサデータが正しく取得できていない場合は、結果が出ないことは容易に想像できますが、あまり議論されることはありません。 これは、センサ計測とデータ分析の両方を視野に入れた幅広いノウハウが必要となり、Information Technology (IT) とOperational Technology (OT)との融合という課題に行き着くためです。 本ブログでは、このマニアックな話題を、医者の診断に例えながら、わかりやすく解説していきます。 ------ はい、本日は 「なぜ医者の診断に例えて学ぶと良いのか?」 をテーマにお話しします。 近年、製造業DX、またはインダストリアルIoTと呼ばれるトレンドにより、AIを用いたセンサデータの分析が流行しています。 例えば、 ・ 製造装置の故障予測 (設備状態監視) ・ 生産品の不具合検出 (生産ラインの品質管理) が人気の用途です。 背景としては、熟練者のリタイヤを見越して、彼らが持つ暗黙知の形式知化が必要とされていることや、熟練者ですら見つけられない不具合を検出することで更なる品質向上を実現したいという考えが背景にあります。 そのため、データ分析のリーディングカンパニーである弊社には、世界各国において、センサデータの分析に関する御相談が数多くやってまいります。 それと同時に様々な誤解が生じていることがわかってまいりました。 ところが、数多くのお客様とお話をしていくと、多くの誤解や勘違いが存在することがわかってきました。 例えば、 分析アルゴリズムに関して、熱心に調査されているお客様、がおられます。 ごく普通のニーズだと思いますが、お話を伺うとこんな感じになることがあります。 監視対象物や起こっている異常状態が不明 データは持っておらず、機械学習等の分析手法を調査されているご様子であったり、監視対象となる設備機械や生産品が決まっていないというお客様です。 要は情報収集段階だということです。この場合、優秀なデータサイエンティストでも明確な回答はできず、お客様もなかなか納得されない状況が生まれます。 この状況は、医療で例えるなら、病気にもなっていないのに病院に行き、治療方法を熱心にお医者様に相談している状況と同じではないでしょうか? この例え話をさせて頂くと、すぐに状況を御納得頂けます。 データ分析をしても結果が出ない 2017年頃にIoTが流行った際に、まずはセンサで計測してみましょうということで「スタートアップキット」なるものが流行ったことがあります。 この名残で、分析しても結果がでなかったという苦い経験をされたお客様が数多くおられたようです。 投資もしましたし、会社組織としても困りますよね。そこで弊社に相談が来るわけです。 もちろん分析手法が原因である場合もありますが、実は問題の大半は、センサの選定ミスや、取付けミス、生データの取得方法などに関係しています。 この状況は、医療で例えるなら、心臓の病気を見つけるのに、聴診器を足に当てて心音を聞いているような状況が起こっているということです。また、ウィルス性の病気を聴診器で見つけようとしているようなケースも見うけられます。 これでは絶対に病気は見つけられませんよね? 医療に例えれば、あり得ない状況ではありますが、センサデータ分析の世界では、頻発している問題です。 正直、驚きではありますが事実です。 私はこのような状況を、非常にもったいないと感じています。 そのため、本ブログを通して、AIを用いたセンサデータ分析システムに関して生じている様々な誤解について、医者の診断に例えながら、わかりやすく御紹介していけたらと思っております。 その理由ですが、医療診断と、製造業系データの分析の流れは似ているからです(図1)。また、医療診断は、多くの皆様が実体験をお持ちですので、例え話を通して、言われてみればそうだなという感覚を持って頂きやすいのではないかと考えております。 図1. 医療診断の流れと、生産ラインでのデータ分析の流れはよく似ている 今回は、医者の診断に例えると、色々と見えてきますというお話をさせて頂きましたが、次回からは、よくある誤解に関して、次々に御紹介していきます。 テーマとしては、こんな感じの物を予定しています。 ・ 生産ラインにおけるAIを用いたデータ分析の種類について ・ 無症状であり、異常検出が甘くなる原因となる「センサの選択ミス(取得データの選定ミス)」 ・ 無症状であり、異常検出が甘くなる原因となる「センサの設置方法のミス」 ・ 無症状であり、異常検出が甘くなる原因となる「取得データの質が悪いケース」 ・ 患者に寄り添う現場スタッフとのコラボの必要性 ・ 病名は同じでも、症状が微妙に異なるケースへの対処 など 次回に続く

Analytics | Artificial Intelligence | Internet of Things | SAS Events
Einar Halvorsen 0
Why hack? 10 reasons why the SAS Hackathon is more than a competition

In a hackathon, teams of participants collaborate and compete to find the best solutions to a business or humanitarian challenge using technology. But unlike many traditional hackathons where participants meet in person for a couple of days, the SAS Hackathon is all-digital and lasts for a month. Prior to the

Artificial Intelligence | Internet of Things
Tyson Echentile 0
Four technology tips for government leaders preparing for flood disasters

“What’s our plan if we get hit by a big flood?” While this question may be plenty familiar to emergency management professionals, city administrators, legislators, and other leaders in coastal regions that are known for their exposure to potentially disastrous weather events, these days it’s being asked in some unexpected

Advanced Analytics | Artificial Intelligence | Internet of Things
Nick Johnson 0
Your guide for analyzing real time data with streaming analytics from SAS® Viya® on Azure

This article was co-written by Jane Howell, IoT Product Marketing Leader at SAS. Check out her blog profile for more information. As artificial intelligence comes of age and data continues to disrupt traditional industry boundaries, the need for real-time analytics is escalating as organizations fight to keep their competitive edge.

Analytics | Artificial Intelligence | Cloud | Data for Good | Data Management | Internet of Things
Caslee Sims 0
How analytics is helping with climate sustainability

A recent report suggests that the current state of climate change is alarming. Climate change puts billions of people at risk of events like extreme hurricane seasons and rising sea levels. However, data and analytics are playing a critical role in informing us about the situation, planning what’s ahead, and

Advanced Analytics | Analytics | Artificial Intelligence | Cloud | Internet of Things | Machine Learning
Charlie Chase 0
Is your demand management process stuck in the 1990s?

Demand management concepts are now over 30 years old. The first use of the term "demand management" surfaced in the commercial sector in the late 1980s and early 1990s. Before that, the focus was on a more siloed approach to demand forecasting and planning that was manual and used simple

Advanced Analytics | Analytics | Artificial Intelligence | Cloud | Internet of Things
Ernesto Cantu 0
Resiliencia, la fortaleza de la cadena de suministro del futuro

A lo largo de 2020, las cadenas de suministro estuvieron bajo gran estrés. La pandemia y los altibajos del entorno económico hicieron que las empresas enfrentaran complicados desafíos para seguir produciendo y satisfacer los nuevos patrones de demanda. Si bien privó la incertidumbre, también fue una oportunidad para que las

Analytics | Artificial Intelligence | Internet of Things
Lee Ann Dietz 0
Modern infrastructure must include analytics

Throughout its history, the United States has invested in infrastructure that leverages new technologies and helps society and its economy thrive. With the advent of trains in the early 1800s, four of the country’s five transcontinental railroads were built with assistance from the federal government. When cars replaced horses and

Advanced Analytics | Analytics | Artificial Intelligence | Internet of Things
Fadi Glor 0
Dummy's Guide to Predictive Maintenance

Beloved Dummies: Let’s demystify another #AI-hype today: predictive maintenance. Yet another one of these buzzwords that require batteries of #DataScientists and truckloads of programmers. Let me show you how Dummies like you and me can address this. What is predictive maintenance? So we’re talking maintenance of machinery. Sure, you can

Analytics | Artificial Intelligence | Customer Intelligence | Internet of Things
Fernanda Benhami 0
Telecom: servicios de excelencia en tiempo real, la conexión directa con el cliente

Es evidente que las empresas de las telecomunicaciones operan hoy en un entorno complicado que las obliga a tomar decisiones estratégicas importantes que van a definir su negocio en el futuro. Específicamente, son cuatro los factores que influyen en dicho contexto y que tienen un peso significativo en el momento

Analytics | Customer Intelligence | Data Management | Internet of Things
Victoria Silva 0
Como os dados e a internet das coisas impactam o mercado de seguros agrícola e de saúde

Eduardo Polidoro, diretor de negócios de IoT da Claro, falou sobre o potencial da internet das coisas na digitalização dos negócios e o impacto no setor de seguros Keynote speaker da primeira edição do SAS Insurance Summit, Eduardo Polidoro, diretor de negócios de IoT da Claro, abordou em sua palestra

Analytics | Cloud | Data Management | Data Visualization | Fraud & Security Intelligence | Internet of Things
Victoria Silva 0
No Insurance Summit 2021, Agustin Terrile fala sobre principais mudanças do IFRS17

Em palestra no Insurance Summit 2021, Agustin Terrile, consultor especializado em seguros do SAS, mostrou um pouco das mudanças do IFRS17 do ponto de vista da estimativa de fluxos de caixa e demonstrou as etapas para um modelo acurado e ágil. Terille começou falando sobre o motor de cálculo e

Analytics | Artificial Intelligence | Fraud & Security Intelligence | Internet of Things | SAS Events
Victoria Silva 0
Kim Kuster fala sobre Agent Gaming e casos de sucesso em palestra no Insurance Summit 2021

Na palestra “Agent Gaming no setor de Seguros”, Kim Kuster, consultora de negócios em Inteligência de Segurança do SAS, explicou o que é agent gaming e como a prática impacta na área de seguros. Além disso, mostrou alguns casos de sucesso no combate a esse tipo de fraude e fez

Advanced Analytics | Analytics | Artificial Intelligence | Cloud | Data Visualization | Internet of Things | SAS Events
Victoria Silva 0
SAS Global Forum 2021: SAS anuncia expansão do suporte para nuvens AWS e Google Cloud

A decisão de expansão do suporte nativo em nuvem visa democratizar, cada vez mais, o uso do analytics Em sua 21ª edição, o SAS Global Forum 2021 teve início hoje e irá até o dia 20 de maio, de modo virtual e gratuito. Na sessão de abertura, Dr. Jim Goodnight,

Advanced Analytics | Analytics | Internet of Things
Andrés Mauricio Torres 0
Analítica, operadores de telecomunicaciones y 5G: una combinación necesaria

En la actualidad, la industria de las telecomunicaciones enfrenta uno de los mayores desafíos de su historia y al mismo tiempo una de las mejores oportunidades. Se trata de la transición a la quinta generación de las comunicaciones móviles, la tecnología 5G, la cual ya está presente en al menos 40 países,

1 2 3 11

Back to Top