Tag: academic

Analytics | SAS Events | Students & Educators
0
SAS Global Forum2021で世界を覗こう

SAS Global Forumオンデマンド配信の紹介 SAS Global Forumは、年に一度開催される世界最大級のアナリティクス・カンファレンスです。南北アメリカ、アジア太平洋地域、EMEAの3つの地域ごとにイベントは分かれており、アジア太平洋地域は5/19(水)~5/20(木)に開催されました。イベントの内容は2021年6月25日(金)までこちらより、オンデマンドで視聴可能です。 Forumでは、様々な分野のトップ企業、スピーカーの刺激的な講演を聞くだけでなく、トレーニングや技術セッションといった学習機会も提供されます。また優れたデータアナリティクスの成績・教育が認められた学生や教育者に対しては表彰が行われました。ここでは一人の受賞者のセッションを紹介します。 Do Americans trust scientific experts? このセッションはタイトルにもあるように、医者・環境学者・栄養士など“科学に関連する専門家”に対するアメリカ人の不信について取り扱っています。この話題は幅広く活用が期待でき、多くの人々に関連する事柄であるという背景があり、今回の講演のテーマとして設定されています。 使用されたデータは、科学者に対する人々の全体的な意見や個人の科学にまつわる知識などを調査して収集されています。収集したデータを用いて、記述統計による考察やディシジョンツリーをはじめとしたモデルによる分類の結果から、次のようなフィードバックを共有しています。 各専門家に対する肯定的/否定的な意見の割合は、医者が最も肯定的な割合が高く、その中でも人々と対面する機会が多い開業医に対する肯定的な意見が多い。 人々の政治的傾向に基づいて専門家への信頼度に差が出ている 科学知識が前提にある人の方が専門家への信頼を示している スピーカーはこの結果をもとに、ワクチン接種の促進が可能になるのではないかという活用例を話しています。それは市民に専門への信頼に関する質問に答えてもらい、信頼の低い地域の人々に対してワクチン情報について教育・説得することでワクチン接種を増やすという仕組みです。 またスピーカーは私たちと同じ大学の学生で、コロナ禍に抱える問題も絡ませたセッションになっており、私たちにとても身近な内容になっています。 繰り返しになりますが、SAS Global Forum2021はより優れたキャリアにつなげる大きなチャンスであり、各セッションの様子はオンデマンドで視聴可能です。ぜひ自らの成長のために登録、ご覧ください。

Data for Good | SAS Events | Students & Educators
0
第五回Data for Good勉強会 活動レポート

SAS Japanでは”Data for Good”を目指す学生コミュニティ「SAS Japan Student Data for Good community」を運営しています。このコミュニティは、Data For Goodを題材にデータサイエンスの一連の流れを体験する場として設立されました。今回紹介する勉強会も、その活動の一環です。詳しくは「Data for Goodを通じて"本物の"データサイエンティストになろう!」の記事をご覧ください。活動の様子についてはFacebookにて共有していますので、そちらもご参考にしてください。 五回目の勉強会では海洋汚染をテーマに、Data for Goodの活用事例から課題設定の部分を学びました。また、今回は初めてオンラインでの開催をしましたので、その様子もお伝えしたいと思います。   海洋保護に向けたD4Gの取り組み/マイクロプラスチック問題 SDGsの一つに“海の豊かさを守ろう(LIFE BELOW WATER)”という項目があります。日本でも2020年7月からスーパーやコンビニエンスストアにてレジ袋の有料化が始まりました。その背景の一つにはマイクロプラスチック問題があります。コミュニティのメンバーがこのテーマでData for Goodに取り組んでいるので、今回はその活動について共有しました。 マイクロプラスチック問題とは、特に海洋環境において微小なプラスチック粒子が海洋生物に対し悪影響を及ぼしてしまうことです。また生物濃縮により海洋生物だけでなく、人間にも間接的に影響があります。レジ袋の有料化や製品へのスクラブ等使用の規制の動きが世界的に進んでいます。環境保全にいち早く取り組んでいる海外の先進諸国のデータをもとに、今後日本にも導入するべき取り組み、推進していくべき取り組みを明確にしようというのが今回の活動目的になります。 今回の勉強会の活動紹介では、この問題の現状と最新の研究、既に行われている取り組みの効果検証について取り上げました。意思決定の場に置いて、ある施策が目的とするものに対して効果があるのかどうかは非常に重要です。特にマイクロプラスチック問題のように規模が大きい問題に対してはその効果の大きさだけでなく、費用対効果にも注目しなければなりません。しかし、効果の推定には比較実験が必要になりますが多くの場合それは存在しないため、自然実験という考え方を用いてアプローチしていきます。 詳細については今後このブログの中でご紹介していきます。   海洋プラスチック汚染問題をデータで解決する 今回は、コミュニティーメンバーがテーマとして活動している「海洋汚染」に関連して、オランダに拠点を置く非営利のエンジニアリング環境団体 The Ocean Cleanupの事例を紹介しました。 The Ocean Cleanupは、太平洋で無人のゴミ回収装置であるクリーンアップシステムを開発しています。その運用においてある課題が浮かび上がりました。太平洋には多くのプラスチックが集まっているとされる「太平洋ゴミベルト」と呼ばれるエリアがありますが、その範囲は非常に広大かつ陸地から遙か遠くにあります。システムを運用する費用を考慮して、効率的にゴミを回収するにはどうすればよいでしょうか。この課題に対して、The Ocean Cleanupではビッグデータを用いて太平洋ゴミベルトの可視化を行いました。 調査団はこれまでの海洋研究の知見とともに、独自に大規模な調査を行いました。太平洋ゴミベルトのサイズ・位置・プラスチックの量・プラスチックの分布と4つの可視化の観点などから進められてきました。 プラスチック汚染は複雑で大規模な問題であるため、包括的で大掛かりな解決策が必要となります。そのため、データサイエンスの活用によって、問題を理解し効率よく解決するための知見が得られます。クリーンアップシステムでは、監視カメラや衛星との交信による位置情報から実際のシステムの動きや回収度を確かめることができます。ビックデータによる分析結果だけでなく、実際のパフォーマンスデータから得られた知見からより良いシステムの構築が現在も行われ続けています。 以上の話を踏まえて、最後に参加者同士でディスカッションを行いました。自分たちの生活と繋げて考えたり、事例の中で興味深かった点についてお互いに話すことが出来ました。また、海洋保護をテーマに今後活動していく上で考えるべき点についても触れながら議論を進められ、有意義な時間になりました。 今回は初めてのオンライン開催でしたが、オンラインであることの良さを活かして定期的に勉強会を企画するとともに、次回から更に質の高い勉強会をつくっていきたいと思います!   コミュニティメンバー募集中! SAS Japan Student Data for Good

Analytics | Data for Good | Data Visualization
SAS Japan 0
アナリティクスでハチを数えて保護しよう!

この記事はSAS Institute Japanが翻訳および編集したもので、もともとはLee Ellen Harmerによって執筆されました。元記事はこちらです(英語)。 ハチを減少から救うために本当に必要なこととはなんでしょうか。 ハチの減少は目新しいニュースではありません。これまでにも、メディアによって農作業の工程や農薬がハチに影響を与えていることが取り上げられています。また、スタートアップ企業がハチの個体数を再び立て直そうと取り組んできた例があります。しかし依然として、ハチは世界的に重大な減少の一途を辿っているのです。 ハチを守るためには、養蜂家らが彼ら自身で出来る以上のことが必要とされています。養蜂家は自身の所有するハチやの巣箱の状態について熟知していますが、より大きな環境におけるハチについての知識は持ち合わせていません。そこは、市民科学者や一般市民らが力を発揮できるところです。 今日のハチの個体数の状態について理解し、減少を食い止めるためには、まず初めに私達のまわりにいるハチの実態を明らかにせねばなりません。ハチの保護を可能にするためには、ハチを“数える”ことが必要なのです。ハチの世界的な個体数を計数することは、地球上のハチの未来を守る第一歩です。ハチの計数作業によって集められたデータによって、ハチの種属ごとの生息地、そしてその生息地にハチがどのように分布しているのかといった重要な情報が明らかになります。SASはアパラチアン州立大学と共同でその取り組みを進めています。 ハチの保護に不可欠なテクノロジー 花粉媒介者であるハチとその環境を守るためには、私達はもはや伝統的な手法だけに頼ることはできません。その代わりとして使用されるのが、テクノロジーなのです。データの収集は始めの一歩でありますが、そのデータを可視化することで、養蜂家と研究者に迫り来る脅威を最も早く警告することができます。この指示器は、ハチに関するコミュニティの意思決定者に、これまで不可能と思われていた洞察を与えることができます。 その技術を実現するためのデータを集めるには、皆さんの助けが必要です。World Bee Countアプリケーションを通じて、人々はハチの計数に貢献し、周囲の環境にいるハチの写真を送信することができます。 “World Bee Countによって、私達はクラウドソーシングでハチのデータを集めることができます。それを使って、地球上のミツバチの個体数を可視化し、今日のミツバチに関する最大級の有益なデータセットを作り上げることができるのです。” アパラチアン大学 分析研究・教育センター理事 Joseph Cazier教授 SASは世界の最も逼迫した問題を解決することに意欲的であり、ハチを守ることも無視することはできない問題であると考えています。これまで、私たちは分析によってハチの健康を促進させようと試み、そしてData for Goodへ情熱を注いできました。つまりこのパートナーシップは、好奇心と探究心を持って世界的な問題を解決しようとするSASの本質的な精神を反映しているのです。 アナリティクスをすべての人に SASは世界花粉媒介者マップを作成しました。これは、World Bee Countアプリを用いて”ハチを数える“ことで、市民科学者や養蜂家からクラウドソーシングで集められたデータを視覚化したものです。このプロジェクトの後の段階では、研究者は作物の収穫高や降水量、その他ハチの健康に関係する重要なデータポイントを重ね合わせます。そうして、私達の世界でもっとも重要な花粉媒介者について、より包括的な理解を集約させます。 多くの人がデータを追加し、相関関係が導き出されるような豊富なデータセットを作成することで、可視化によるアナリティクスが実現できます。ハチのデータの単純な可視化から始まる取り組みは、ハチの個体数やその減少に繋がる要因の研究、そしてどのようにして私達がハチ全体の健康を促進させることが可能かといったような研究に対して、無限の機会を提供できるでしょう。   アプリをダウンロードして始めよう アプリケーションで写真を送信することは小さなことですが、ハチを保護するための活動として重要な役割を果たします。ハチは蜂蜜という素晴らしい自然の恵みを与え、私達に彩り豊かな朝の食卓を提供すると共に、私達の健康を促進させてくれます。5月20日は世界蜂の日として制定されています。beescount.orgからアプリをダウンロードして蜂の日を祝うと共に、見つけたハチの数をカウントしてみませんか? 今月だけでなく6月や7月、そしてその先のハチ月を超えてこの活動を続けていけたらいいですね!  

1 2 3 15