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小林 泉 0
📣SAS Hackathon 2025 まもなく開幕(応募〆切8/31)📣

SAS Hackathon 2025が間もなく開幕 公式サイトはこちら☞ https://www.sas.com/sas/events/hackathon.html はじめに 課題、テーマや使用データ 課題やテーマ、使用データは参加者ご自身で準備いただきます 2023年の日本からの参加チームは、オープンデータを使用したチーム、普段の自社内の取り組みプロジェクトのデータを使用したチームなどがありました 分析環境や、専門スキルの支援などはSAS側で用意されます コミュニケーションに使用する言語 日本からの参加者をサポートするメンターはSAS Japanから日本語を話す社員が担当する予定ですが、エキスパートや他の参加者との交流は英語になります 成果物に使用する言語 成果物(プレゼン動画やプレゼン資料、アプリケーションなど)は英語になります。昨年の日本からの参加チームはそれぞれ、英語でのプレゼン、無音声英語文字のみのプレゼン、英語機械音声など様々な方法で対応されました 作業場所 オンラインでの約1か月間の作業なので、作業場所は、参加チームそれぞれで確保いただきます 2025 キックオフイベントの様子 ソーシャル メディア プラットフォーム経由で視聴する LinkedIn☞https://www.linkedin.com/events/7333469635326984193/ Youtube☞https://www.youtube.com/live/yp008_MVfF4 SAS Hackathonとは 好奇心は私たちの規範です 素晴らしいアイデアは、どこからでも誰からでも生まれます。さまざまな地域から、さまざまな背景やスキルレベルを持つデータ愛好家が集まると、驚くべきことが起こります。これらの優れた頭脳は、私たちの日常生活、ビジネスのやり方、人道的活動への取り組み方を変えるような新しいものを発明するでしょう。好奇心旺盛な頭脳が協力し合うと、世界が勝利するからです。 特長 仲間のプログラマーと協力する  経験豊富なデータ サイエンティストから初心者の技術者、パートナー、SAS エキスパートまで、誰もがクラウド上の SAS® Viya でオープン ソースを使用します。 無料の学習リソースを活用する トレーニング コースや仮想学習ラボを利用して、AI、クラウド環境、業界に関するコーチングを活用できます。 新しいテクノロジーを簡単に試すことができる SAS ハッカソンは、SAS ユーザーだけでなく、初心者や新規参入者の好奇心を刺激します。Python と R の専門知識を持つオープンソース プログラマーでも、そのスキルを SAS Viya

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NSW株式会社様との協業の発表について

ITソリューションプロバイダのNSW株式会社様に、SAS Institute Japan 株式会社との協業について発表いただきました。 NSW、製造業の経営判断を高度化する意志決定プラットフォームの提供を開始 | NSW 以下が全文になります。 2025年7月24日 NSW株式会社 NSW、製造業の経営判断を高度化する意志決定プラットフォームの提供を開始 ~製造業の抱える生産性、安全性、持続可能性にまつわる課題をデータ活用で解決~ ITソリューションプロバイダのNSW株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下NSW)は、データとAIのグローバルリーダーであるSAS Institute Japan 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 手島 主税、以下SAS)の技術を活用し、製造業向けの意志決定プラットフォーム「Factory Decision Making Platform」の提供を本日より開始します。 本サービスは、製造現場のOperational Technology(OT)データと企業内のITデータを統合し、AIによるインサイトを通じて、現場から経営層までタイムリーな判断と行動を可能にするソリューションです。意志決定までのリードタイムを短縮し、日々のオペレーション改善を従来よりもスピーディかつ確実に実行に移す仕組みを提供します。 ■提供の背景・概要  日本の製造業では、高度なオペレーションの知見が現場に蓄積されていながら、それが経営判断や全体最適に活かされないという構造的な課題が存在しています。 工程ごとにデータが分断されており、たとえ構造化されたデータとして蓄積されていたとしても、現場での可視化にとどまり、スピード感ある経営判断や業務判断に結びついていないのが実情です。 このような課題に応えるべく提供を開始する「Factory Decision Making Platform」は、SASの迅速な意志決定を支援する分析プラットフォームを活用し、NSWが蓄積してきたOT/ITデータ統合・業務改善のノウハウ、現場密着型のコンサルティング・導入・運用支援を組み込んだ、意志決定のリードタイムを短縮し、経営判断のスピードおよび確実性を高めるエンドツーエンド型サービスです。 単なる技術導入にとどまらず、顧客に寄り添いながら、改善サイクルの高速化を伴走型で支援することが最大の特長です。 本サービスにより、製造現場で発生する膨大なデータを、判断と行動につながる形に整理・統合することで、OEE(総合設備効率)やダウンタイム、CO2排出量などの主要KPIを着実に改善できます。現場改善の即応性を高め、生産性、安全性、持続可能性の最適化を実現します。 本サービスでは、以下の機能およびプロセスを通じて、顧客のデータ活用と意志決定を総合的に支援します。 OT/IT間のデータ収集・統合 データマートの構築および前処理 GUIベースで利用可能なプリセットAIモデル 工程改善コンサルティング、導入支援、教育、運用保守、AI活用のBPOに至るまでのエンドツーエンド支援 ■協業の背景と今後の展望 SASは、製造業を含む多様な業界に向けて高度な分析プラットフォームを提供し、企業のデータ活用と意志決定の高度化を支援しています。NSWはIoT/OT機器からのデータ取得やマネジメントにおいて豊富な実績を持ち、多くの製造工程における“リアルデータの利活用”を支援してきました。 両社がそれぞれ強みとする「分析基盤」「工程データの統合・活用力」「業務定着に向けた支援力」を結集することにより、「経営」と「現場」をシームレスにつなぐ意志決定プラットフォームの構築が実現しました。製造業が直面する意志決定の”スピード”と“精度”の両立という課題に対し、技術と人の知見の融合によって新たな解決策を提供します。 今後NSWとSASは、エンタープライズ企業への展開に加え、BPO支援やSaaS連携を通じた中堅中小市場へのスケールも視野に入れ、製造業におけるデータドリブン経営の実現をより広く支援してまいります。 また、本プラットフォームの提供にあたり、両社の知見やユースケースを集約し、顧客が実際のデータや業務シナリオをもとにソリューションを体感・検証できる共創の場を設ける取り組みを進めています。製造工程におけるイノベーションの“出発点”となるようなオンサイト型の拠点として、実践的な価値の創出を目指します。 ■SAS Institute Japan株式会社からのエンドースメント SASは、テクノロジーが人の力を最大限引き出す役割になるべく、人の意志決定をインテリジェンスにし、“人中心型イノベーション’を推進しております。 このたびNSW様との協業により、現場の知見と先進テクノロジーを融合し、製造業におけるDX戦略を支えるソリューション、インテリジェンスプラットフォームを提供できることを大変嬉しく思います。 本サービスは、工場現場で鍵となる生産性・安全性・持続可能性の向上にフォーカスし、製造能率や設備効率の改善、労働災害リスクの低減、エネルギー使用量の削減といった現場KPIを経営の視点で捉え直すことで、経営と現場双方の迅速かつ的確なアクションへとつなげます。 今後もNSW様と連携し、現場と経営をつなぐ新たな意志決定のかたちを共に広げてまいります。

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小林 泉 0
データ分析プロセス全体を管理~自己組織的に育てるナレッジのカタログ化とは

自己組織化とは、自然界において個体が全体を見渡すことなく個々の自律的なふるまいをした結果、秩序だった全体を作り出すこと 2010年から存在した解決アイディアがついに実現可能に 今から遡ること十数年前の2010年頃、支援をしていた大手製造業の会社ではすでにデータ分析スキルの社員間でのばらつきと組織全体のスキルの向上、データ分析作業の生産性の向上、人材のモビリティへの耐性としてのデータ分析業務の標準化が課題となっていました。 当時ご相談をいただいた私を含むSASの提案チームは、SASが提供するアナリティクス•ライフサイクル•プラットフォームを活用することで、その問題を支援できることがすぐにわかりました。つまり、ビジネス課題から始まり、利用データ、データ探索による洞察、データ加工プロセス、予測モデリングプロセス、モデル、そしてそれをアプリケーションに組み込むディシジョンプロセスという、一連のアナリティクス•ライフサイクルにまたがるすべての作業を電子的に記録し、全体のプロセスそのものをモデリングし、利活用することで、自己組織的にナレッジが蓄積され、且つ活用されるということです。 しかし、当時のSASだけではない周辺のIT環境、すなわちPCやアプリケーションアーキテクチャなどのインフラ、データの所在、セキュリティ管理などがサイロ化していること、またSAS以外のModelOps環境もシステムごとにアーキテクチャがバラバラすぎたこと、また、お客様社内のデータリテラシーそのものもまだ課題が多かったため、SASを中心としても、実現にはあまりにも周辺の開発コストがかかりすぎたために、提案を断念しました。 時代は変わり昨今、クラウド技術の採用およびそれに伴うビジネスプロセスの変革と標準化が急速に進んでいます。それに歩調を合わせるように、SASの製品も、上記の当時から市場をリードしてきたMLOpsフレームワークをDecisionOpsへと昇華させ、クラウド技術を最大活用すべく、クラウドネイティブなアーキテクチャおよび、プラットフォームとしての一貫性と俊敏性を高めてきました。そしてついに最新版のSAS Viyaでは、アナリティクスライフサイクル全体にわたり、データからデータ分析プロセス全体の作業を電子的に記録し、管理し、活用することが可能となりました。 自己組織的にナレッジを蓄積活用するデータ分析資産のガバナンス 昨今のデータマネージメントの取り組みの課題 詳しくはこちらのブログをご参照いただきたいのですが、多くのケースで過去と同じ過ちを繰り返しています。要約すると、データ分析文化を醸成したい、セルフサービス化を広めたいという目的に対しては、ある1時点のスナップショットでの完成を目的としたデータカタログやDWH/DMのデータモデル設計は問題の解決にはならないということです。必ず5年後にまた別の担当者やプロジェクトが「これではデータ分析しようにもどのデータを使えばわからない、問題だ、整備しよう」となります。 では解決策はなんでしょうか。 静的な情報を管理したり整備するのではなく、日々変わりゆく、どんどん蓄積され、評価され、改善、進化し続ける、データ分析業務に関わるすべての情報を記録統制することです。つまり、以下の三つのポイントを実現することです。各ポイントの詳細は後段でご紹介しています。 ポイント①あらゆるデータ分析資産(ナレッジ)を管理 ポイント②データ品質管理の自動化・省力化とガバナンス ポイント③社内ソーシャルの力による自己組織的情報の蓄積 まずは、それぞれが何を意味しているかを説明する前に、これらを実現するとどのような世界になるのかをユーザーの声によって示してみたいと思います。   個々の自由にデータ分析をしているユーザーによる行動を記録することで、全体を見渡している誰かがヒアリングや調査をして情報を管理することなく、データ分析がどのように行われているかを管理・共有・再利用が可能となるのです。 誰が、どのような目的で、どのデータを、どのように使用したのか、そしてその結果はどうだったのか? このアプリケーションの出した判定結果の説明をする必要がある。このモデルは誰が作ったのか?どのような学習データを使用したのか?どのようなモデリングプロセスだったのか? よく使用されるデータはどれか? そのデータはどのように使用すれば良いのか?注意事項はなにか? データ分析に長けた人は誰か?誰が助けになってくれそうか? 企業全体のデータ品質はどのようになっているか? データ品質と利用パターンのバランスは適切か?誤った使い方をしているユーザーはいないか? など従来、社内勉強会を開催したり、詳しい人を探し出してノウハウを聞いたり、正しくないことも多い仕様書をひっくり返してみたり、そのようにして時間と労力をかけて得られていたデータ分析を自律的に行う際に重要となる社内ナレッジが、自己組織的に形成されるということです。 「情報資産カタログ」とは~一般的な「データカタログ」との違い このような世界を実現する機能をSASでは、「情報資産カタログ」と呼んでいます。データ分析プロセス全体を管理・検索・関連付け・レポートできるようにするテクノロジーです。一般的に言われる、また多くの失敗の原因になる、「データカタログ」と対比するとその大きな違いが見えてきます。 こちらのブログでも述べましたが、データ分析者がセルフサービスでデータ分析を実践したり、初学者がなるべく自分自身で情報収集して、まずは標準的なデータ分析作業をマスターしたりするためには、既存ナレッジを活用する必要があります。一方で、そのようなナレッジは従来一部の優秀なデータ分析者に聞かないとわからなかったり、あるいはITシステム部門に質問して回答までに長い時間を要してビジネス機会を逸してしまう、という結果を招いていました。 既存ナレッジとは、どのようなデータを、どのような意図で、どのような目的で、どのように使い、どのようなアウトプットを得たかという一連の「考え方とやり方」であり、これは管理者が一時的にデータ分析者にヒアリングして「データカタログ」を整備して終わり、というものではなく、日々データ分析者たちの中で自律的に情報が作られていくものです。 ポイント①あらゆるデータ分析資産(ナレッジ)を管理 SAS Viyaでは、上述のアナリティクスライフサイクル各ステップのオブジェクトがすべて一元的に記録・管理されます。日々、新しく作られるレポート、データ加工プロセス、作成されるデータマートの情報が、自動的に管理され検索対象になっていきます。このようにアナリティクス・ライフサイクルの各ステップをすべて管理することで、データ、そのデータを使用しているレポート、そのデータを使用しているデータ加工フロー、その出力データ、さらにはそれを学習データとして使用している予測モデリングプロセスと作成されたモデル、これらを関連付けて見ることが可能となります。それにより例えば、ある目的に使用するデータを探している場合、参考にする業務名やプロジェクト名で検索をすることで、関連するレポートや、データ加工プロセスにたどり着き、そこから使用データやそのデータの使い方にたどり着くという効率的な情報の探し方が可能となります。 もちろん、この機能は昔からあるインパクト・アナリシス機能として、ITシステム部門が、データへの変更の影響調査ツールとして使用することも可能です。 ポイント②データ品質管理の自動化・省力化とガバナンス データ分析を組織的に行う際に気にすべきポイントの一つは、その正確性です。正しいマスターデータを使用しているか、適切な品質のデータを使用しているかは、最終的なアクションや意思決定の精度すなわち収益に影響します。また、結果に対する説明責任を果たすうえでもアクションに使用したデータの品質は属人的ではなく、組織的に管理されている必要があります。またデータ品質を組織的に管理することにより、データ分析の最初に行っていた品質確認という作業が省力化できます。また、属人的に行っていた品質確認作業も標準化されるため、組織全体のデータ分析作業の品質が向上します。 あるお客様では、DWHに格納するデータのETL処理において施すべき処理が実施されていないというミスがあるものの、データの数やETL処理があまりにも多いためそのミスを発見することが困難であるという状況にありました。網羅的な品質管理および品質レポートによってそのようなミスの発見が容易になります。 ポイント③社内ソーシャルの力による自己組織的情報の蓄積 前述のポイント①により基本的にはデータ分析者個人個人の自律的な活動が自動的に記録され、自己組織的に組織全体のナレッジとて蓄積され共有・再利用可能な状態が作られます。これは、データ分析者個人個人が特に意識しなくても自動的に実現できます。それに加えて、さらに意識的にこのプラットフォームを利用することで、蓄積されるナレッジに深みが増します。 例えば、あるビジネス課題をデータ分析で解決使用する場合のスタートは、「問い」です。上述のアナリティクス・ライフサイクルの一番左のスタートにあるものです。その際には、仮説設定をするためや仮説を検証する目的で、様々な角度から「データ探索」を行います。この初期のデータ探索プロセスは、その後のデータ加工やモデリングの根拠になっているため、ナレッジとしてまた説明責任の材料としてはとても重要になります。必ずしも最終的に使用したデータと同じデータを使うとも限らないので、自動的には他のデータ分析資産とは関連づきません。そのような探索プロセスも下記の図のように、同じプロジェクトフォルダに保存しておくことで、関連オブジェクトとして活用することが可能となります。また、プロアクティブに自信が使用したデータやレポートにコメントや評価を付与することで、より価値の高いナレッジへと育つことになります。 昨今企業内SNSなどで、オフィスツールの使い方などノウハウを共有をされている企業・組織もあるかと思います。それを全社規模のアナリティクス・プラットフォームで行うことで、データ分析に関わるナレッジをユーザー同士で培っていくイメージです。 まとめ 「このデータはこの目的に使えますか?」「あ、それはこの情報がないので使えないんですよ。こちらのデータを私は使ってますよ」データ分析者の間でよく交わされる会話です。この問いにいかに迅速に答えられるかが、データ分析の効率性と正確性を高めます。「情報資産カタログ」はまさにこの問いに答えるための機能なのです。

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サステナビリティ経営へのアナリティクス (2)

はじめに 今回は、地球環境に関する喫緊の課題であるカーボンニュートラル対策およびグリーン成長戦略におけるSASの取組みをご紹介します。 カーボンニュートラルに向けた動向 159か国・地域をカバーしたパリ協定*1に締結した日本は、2050年までにGHG(温室効果ガス)排出を全体としてゼロにする(GHGの排出量と吸収量を均衡させる)カーボンニュートラルを目指すことを宣言しています。すべてのインダストリーで多くの企業はこれをカバーするグリーンビジネス戦略の施策を展開し、マテリアリティの中核に置いたカーボンニュートラルに向けた事業を推進しています。すでにヨーロッパを中心に35の国(2021年9月時点)で炭素税が導入され、GHG排出量に応じた課税がされています。日本では地球温暖化対策税だけですが、今後より厳しい税率の炭素税の導入が検討されています。 グリーン成長戦略 温暖化への対応を成長の機会ととらえたグリーン成長戦略*2は、14の重点分野が設定されており、グローバル市場や世界の巨大なESG投資意識し国際連携を推進したゲームチェンジが始まっています。これらの重点分野での目標は、高いハードルによりイノベーションが必要と考えられています。企業はESGに係る情報開示を求められ、統合報告書やサスティナビリティレポートなどでESG情報を開示しており、カーボンニュートラルの取組みはその中核をなしています。SASにおいても長年にわたり推進しています。 サステナビリティのリーダーとしてのSAS SASは、企業のサステナビリティのリーダー*3として、従業員、サプライヤー、および顧客と緊密に連携し、省エネ、排出管理、汚染軽減、節水、グリーンビルディング、およびその他のプログラムに焦点を当てたプログラムで環境フットプリントを削減しています。スマートキャンパスプロジェクトを通じて運用を改善するためのデータのストリーミングから、ソーラーファームからのクリーンエネルギーでオフィスビルに電力を供給するまで、SAS Visual Analyticsを使用して、環境パフォーマンスを収集、管理、計算、および報告をしています。 SASの環境プログラムの成果 SASの2020年の環境プログラムの主な成果は次のとおりです。   カーボンニュートラルの取組み SASは、パリ協定の目標に引き続きコミットし、2050年のカーボンニュートラルな目標を設定しています。それによりサイエンスに基づく目標の達成に取組む最初の1,000社の1つとして認められました。 SASの主要なエネルギーおよびGHG排出削減イニシアチブには、積極的なエネルギーおよびGHG排出削減目標の設定、LEED® (建築や都市の環境性能評価システム) ガイドラインに準拠した施設の建設と維持、電気自動車充電ステーションの設置、再生可能エネルギーへの投資、オフィスビルおよびデータセンター向けのスマートなエネルギー効率の高い技術の追求、電話会議の奨励が含まれています。SASは、自社の独自のソフトウエアを使用して、世界中の施設のエネルギーと排出量の要件を収集、理解、管理するプロセスを改善し、消費傾向を報告して積極的に影響を与える能力を高めています。環境プログラムは、SASソフトウエアを使用して削減戦略を策定し、対策間の関係を分析して最大の効果を持つ施特定、決定パフォーマンス指標の開発および監視を実行しています。 次に代表的なイニシアチブを紹介します。 クリーンエネルギーシフト SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」とSDGs目標13「気候変動対策を支援するために」への施策 SASは再生可能エネルギーの導入とクリーンエネルギーの経済的および環境的利益を積極的に提唱しています。 SASは、ノースカロナイナ州ケリーにある広大なグローバル本部キャンパスに自らのSASソーラーファームを構築、グリーンエネルギー自社の電力、移動に利用するEVへの電源供給を実現しています。SASソーラーファームがノースカロライナ州知事ロイ・クーパーにクリーンエネルギー経済とパリ協定の支援のための執行命令に署名する場所として選ばれた後、SASはクリーンエネルギーと炭素政策の設計を支援するために州のクリーンエネルギー計画で推奨されているように利害関係者会議に継続的に参加ました。 スマートシティー SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」への施策 SASはSmart Cities Council*4、Envision America*5、Research Triangle Cleantech Cluster(RTCC)*6などの組織とも提携し、接続されたデバイス、ソーシャルメディア、モノのインターネット(IoT)から供給されるデータの爆発的な増加を利用して、自治体のスマート化(スマートシティー)を支援しています。人工知能(AI)、ブロードバンドワイヤレス、クラウドコンピューティング、IoTネットワークなどの相互依存テクノロジーの理解を深めることで、効率の向上、コストの削減、機会の特定、気候変動の影響の緩和を支援します。 スコープ別の世界のGHG排出量 サプライチェーン排出量(スコープ1からスコープ3に分類される*7)の全体像を把握し、効果的な削減対象を特定して長期的な環境負荷削減戦略や事業戦略策定のインサイトを抽出することが重要と考えています。 SASは自社ソフトウエアによりデータ収集、分析、可視化、予測を行っています。これにより現状を迅速かつ正確に把握し、統計モデルやAIモデルにより予測・最適化しゴールへの軌道や実現性を描いています。アナリティクスによる意思決定により確実な目標達成を実践しています。 *SAS Visual Analyticsによる環境ダイナミックレポート グラフ1: スコープ別GHG排出量   *SAS Visual Analyticsによる環境ダイナミックレポート グラフ2: スコープ1とスコープ2のGHG排出量トレンド その他の環境への取組み 環境におけるその他の分野でも次のように多くの取組みをSASのアナリティクスにより実施しています。詳細は割愛しますのでご興味がある方はCSRレポート*8をご覧ください。 廃棄物の転換(SDGs⽬標12)、紙の消費削減·リサイクル(SDGs⽬標12、15)、節水(SGD目標 6)、排水管理(SGD目標

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SASのオンライン学習コース「Skill Builder for Students」の紹介(3)Visual Analytics and Visual Statistics編

前回の記事では、学生であれば無料で利用可能なオンライン学習コース「Skill Builder for Students」のProgrammingコースについての概要を紹介しました。今回は引き続きまして、Visual Analytics and Visual Statisticsコースについて紹介していきます。 データアナリティクスへの興味・関心は近年急激に増加しています。ただ特に学習を始めた学生では、データアナリティクスと聞くと、どうしても複雑なモデルを組むことや機械学習を実施することだけに意識が向いている印象を受けます。しかしデータアナリティクスの本質はそこではありません。根幹にあるのは意思決定や業績の改善にどれほど貢献できるかです。データの可視化、見える化は学生ですとしばしば軽視されがちな部分ではありますが、意思決定や現状の把握においては非常に有用な有用な方法の一つです。 今回紹介するコースではSAS Viyaプラットフォーム上でSAS Visual AnalyticsとSAS Visual Statisticsを使用し、様々な可視化方法、予測モデルについて学習を行います。これらを学習することによってデータに潜む傾向やパターンを把握し、そしていかにその後のリスク管理や傾向の予測などへとつなげていくかといった実践的なデータアナリティクスを学ぶことが可能です。またSAS ViyaはSASによるプログラミング以外にもRやPythonといった他のプログラミング言語をサポートしているため、SASのコーディングができない方であっても不自由なく利用することが可能となっています。 Visual Analytics and Visual Statisticsコースへのアクセスは以下の手順です。 Skill Builder for Studentsへログイン 「Learn SAS」というタブをクリック 画面中央の「Start Learning」をクリック 「Visual Analytics and Visual Statistics」をクリック 展開される各種e-learningコースをクリック 画面下部にある「enroll」をクリック     Visual Analytics and Visual Statisticsコースの概要 本コースは SAS Visual Analytics 1 for SAS

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SAS Viyaのワードクラウド分析を用いた消費者の声分析例

01. はじめに 今回のポスティングでは、SAS Viyaの「テキストトピック」という機能を用いたSNSの消費者の声の分析例を紹介したいと思います。分析の手法として「ワードクラウド分析」という方法を使いましたが、こちらについても後ほどお話します。SNS上の書き込みデータを分析することで、ビジネスに役立てられる洞察を得ることができますので、最後まで読んでいただければと思います。   02. 消費者の声分析の一般的な流れ SNS上の消費者の声分析は、一般的に大きく3つの段階に分けることができると思います。そのステップ①は様々なSNSプラットフォームから消費者の声を集める「データ収集」です。ステップ②は、収集したデータを分析する段階です。データ分析の手段はいくつかがありますが、本記事では、「ワードクラウド分析」という手法を用いることにします。最後のステップは、ビジネスメリットに繋げるように分析結果を活用する段階です。分析結果を元により意思決定し、施策を実施する段階です。本記事では、3つの段階の中で2段階目の「データ分析」、具体的には、「ワードクラウドを用いた分析」について説明します。   03. ワードクラウド分析とは? ワードクラウドというのはテキストデータの意味をより直感的に把握するための分析の一つ手法です。 テキストデータを単語に分割し、単語ごとの出現頻度をカウントし、その頻度に応じた大きさでその単語を視覚的に表示してくれます。 つまり、テキストや文章が何に関して語られているのか、そのキーワードを簡単に見つけ出すことができる手法になります。 例えば、SNS上の書き込みをテキストデータ化して分析し、顧客や消費者が今どんな事に興味を持っているのか、どんな不満があるのか、などを把握することができます。 (出典:https://awario.com/) 私はニュースなどのメディアでアメリカのトランプ大統領がどんな単語を何回使ったか、トランプ大統領のツイッターを分析したワードクラウドを見たことがあります。例えば、上のイメージは、2018年から2019年までのトランプ大統領のツイッターでつぶやかれた単語のワードクラウドですが、「border」と「wall」が一番使われた単語ということが一目で分かります。   04. SAS Viyaのワードクラウドの特徴 SAS Viyaのワードクラウドの特徴についてご紹介します。 まず、自動的に分析対象のテキストデータを単語に分割した上で解析します。所謂テキストマイニングと言いますが、その結果として、それぞれの文章がどんな話題(トピック)に関して語っているのかを分析し、トピックごとにキーワードを頻度に応じた大きさで確認することができます。また必要に応じて、気になるトピックやキーワードの元の文章を確認することもできるようになっています。 また、分析の際、冠詞や、助詞、副詞など、意味がない単語は自動で外して分析を行います。 これも、SAS Viyaのワードクラウドの一つの特徴なのですが、例えば、Open Source系のプログラミング言語で分析をすると、英語の 「the」や「a」などは、 分析者自身でなんとかして、取らなければいけないこともありますが、SASでは自動でその作業を行います。 さらに、書き込み内容がネガティブな内容なのか、ポジティブなのか、中立であるか、確認できる機能もあります。この機能は、「センチメント分析」、 日本語では「感情分析」と呼ばれますが、SASではワンクリックで簡単に実行できます。   05. 消費者の声分析例 それでは、SAS Viya の「テキストトピック」という機能を用いた消費者の声分析デモをご紹介いたします。 ▲ 準備したデータについて 日本では最近「天高く馬肥ゆる秋」になったので、季節感が感じられるように「天気」に関したデータを準備しました。また、オーストラリアのシドニーとカナダのバンクーバーのツイッターデータを収集しました。この二つの地域を設定した理由は、現在のシドニーは昼間の平均気温が約20度で、少し暖かいか、涼しい天候ですが、バンクーバーは約5度と少し寒く、対立的な地域を選ぶことで、明確な結果を得たかったからです。(個人的な理由もあり、キャリア管理の上司がSASオーストラリアのシドニーで働いていて、同期の1人はSASカナダのバンクーバーにいるので、毎回オンライン会議で会う2人の季節環境が気になったのです。同期と出会った新入社員研修についての記事はこちら) データの対象期間は、10月15日から10月23日まで、9日間、データの取得の際に使ったキーワードは、「weather」、「today’s weather」、「weekend weather」、「winter」、「summer」という5つのキーワードを使いました。こういった条件で実際にツイッターから集められたデータは、シドニーが351件、バンクーバーが277件でした。 ▲ 「天気」に関するシドニーの消費者の声分析 まず、シドニーの消費者の声のワードクラウド分析結果を見てみましょう。 「雨」に関するトピックが44件で、トピック全体で1位になっております。こちらのトピックをクリックすると、このトピックに関連する用語・キーワードを右側の画面で確認できます。「rainy」の比重が最も大きいことが分かります。 (出典:https://www.holiday-weather.com) 雨に関するデータが多い理由は、データを収集していた10月15日から23日前後にシドニーは天気が曇ったり、雨が降ったりしたからだと考えられます。

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小林 泉 0
SAS社員としての誇りーミツバチ・森林・絶滅危惧種の保護や医療への貢献にAI/アナリティクスを活用

SASの一つの顔は、アナリティクスで営利目的の意思決定を支援 筆者は、SAS社員として、20年以上に渡りアナリティクスおよびAIで企業・組織を支援してきました。 金融機関における、リスク管理や債権回収の最適化 通信業における、顧客LTV最大化、ネットワーク最適化やマーケティング活動の最適化 製造業における、需要予測、在庫最適化、製造品質の向上や調達最適化 流通・小売業における、需要予測やサプライチェーン最適化 運輸業における、輸送最適化や料金最適化 ライフサイエンス・製薬企業における、業務の最適化 官公庁における、市民サービス向上のための不正検知 など、様々な業種・業務においてアナリティクスの適用によるお客様のビジネス課題の解決に携わってきました。営利目的(ここでは市民サービスの向上も含めることにします)の企業・組織におけるアナリティクスの活用目的は主に以下の3つに集約されます。 収益(売り上げ)の増大 コストの低減 リスク管理 アナリティクスは、いわゆる「データ分析」を手段とし、過去起きたことを把握して問題を定義し、次に将来を予測し、様々な選択肢の中から最適な予測に基づいて意思決定をしていくことになりますが、その過程の中で、起きてほしい事象を予測して促進したり、起きてほしくない事象を予測して防いだり、その予測のばらつきを管理したりということを行っていきます。 このような営利目的でのアナリティクスの活用はSASという会社が誕生した40年以上前から行われており、基本的な活用フレームワークは変わっていません。IT技術の進化によって、利用可能なデータの種類や大きさが、増えてきただけにすぎないと言えます。例えば、昨今のAIブームの代表格であるディープラーニングですが、ディープラーニングという処理方式の進化と、GPUという処理機械の進化によって、非構造化データをより良く構造化しているものであり、もちろんモデリング時のパラメータ推定値は何十億倍にはなっていますが、モデリングのための1データソースにすぎません。もう少しするとディープラーニングも使いやすくなり、他の手法同様、それを使いこなすあるいは手法を発展させることに時間を費やすフェーズから、(中身を気にせず)使いこなせてあたりまえの時代になるのではないでしょうか。 SASのもう一つの顔、そして、SAS社員としての誇り、Data for Goodへのアナリティクスの適用 前置きが長くなりましたが、SAS社員としてアナリティクスに携わってきた中で幸運だったのは、データの管理、統計解析、機械学習、AI技術と、それを生かすためのアプリケーション化、そのためのツール、学習方法や、ビジネス価値を創出するための方法論や無数の事例に日常的に囲まれていたことだと思います。それにより、それら手段や適用可能性そのものを学習したり模索することではなく、その先の「どんな価値創出を成すか?」「様々な問題がある中で優先順位の高い解くべき問題はなにか?」という観点に時間というリソースを費やすことができていることだと思います。そのような日常の仕事環境においては、アナリティクスの活用を営利目的だけではなく、非営利目的の社会課題の解決に役立てるというのは企業の社会的責任を果たす観点においても必然であり、Data for Goodの取り組みとしてSAS社がユニークに貢献できることであり、SAS社員として誇れるところだと考えています。 最終的に成果を左右するのは「データ」 そして、もう一つの真実に我々は常に直面します。クラウド・テクノロジー、機械学習、ディープラーニングなどの処理テクノロジーがどんなに進歩しようともアナリティクス/AIによって得られる成果を左右するのは「データ」です。どのようなデータから学習するかによって結果は決まってきます。 IoT技術で収集したセンサーデータは知りたい「モノ」の真実を表しているだろうか? 学習データに付与されたラベル情報は正確だろうか? 学習データは目的を達成するために必要な集合だろうか? そのデータは顧客の心理や従業員の心理をどこまで忠実に表しているだろうか? 特に、Data for Goodのチャレンジはまさにそのデータ収集からスタートします。ほとんどの場合、データは目的に対して収集する必要があります。そして、下記の取り組みのうち2つはまさに、我々一人一人が参加できる、市民によるデータサイエンス活動として、AI/アナリティクスの心臓部分であるデータをクラウドソーシングによって作り上げるプロジェクトです。 Data for Good: 人間社会に大きな影響を及ぼすミツバチの社会をより良くする 概要はこちらのプレスリリース「SAS、高度なアナリティクスと機械学習を通じて健康なミツバチの個体数を増大(日本語)」をご参照ください。 ミツバチは、人間の食糧に直接用いられる植物種全体の75%近くに関して受粉を行っていますが、ミツバチのコロニーの数は減少しており、人類の食糧供給の壊滅的な損失につながる可能性があります。この取り組みでは、IoT, 機械学習, AI技術, ビジュアライゼーションなどSAS のテクノロジーを活用し、ミツバチの個体数の保全/保護する様々なプロジェクトを推進しています。この取り組みは以下の3つのプロジェクトから成り立っています。 ミツバチの群れの健康を非侵襲的に監視 SASのIoT部門の研究者は、SAS Event Stream ProcessingおよびSAS Viyaソフトウェアで提供されているデジタル信号処理ツールと機械学習アルゴリズムを用いて、ミツバチの巣箱の状態をリアルタイムで非侵襲的に追跡するために、生物音響監視システムを開発しています。このシステムによって養蜂家は、コロニーの失敗につながりかねない巣箱の問題を効果的に理解し、予測できるようになります。 関連ページ:5 ways to measure

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アナリティクスでハチを数えて保護しよう!

この記事はSAS Institute Japanが翻訳および編集したもので、もともとはLee Ellen Harmerによって執筆されました。元記事はこちらです(英語)。 ハチを減少から救うために本当に必要なこととはなんでしょうか。 ハチの減少は目新しいニュースではありません。これまでにも、メディアによって農作業の工程や農薬がハチに影響を与えていることが取り上げられています。また、スタートアップ企業がハチの個体数を再び立て直そうと取り組んできた例があります。しかし依然として、ハチは世界的に重大な減少の一途を辿っているのです。 ハチを守るためには、養蜂家らが彼ら自身で出来る以上のことが必要とされています。養蜂家は自身の所有するハチやの巣箱の状態について熟知していますが、より大きな環境におけるハチについての知識は持ち合わせていません。そこは、市民科学者や一般市民らが力を発揮できるところです。 今日のハチの個体数の状態について理解し、減少を食い止めるためには、まず初めに私達のまわりにいるハチの実態を明らかにせねばなりません。ハチの保護を可能にするためには、ハチを“数える”ことが必要なのです。ハチの世界的な個体数を計数することは、地球上のハチの未来を守る第一歩です。ハチの計数作業によって集められたデータによって、ハチの種属ごとの生息地、そしてその生息地にハチがどのように分布しているのかといった重要な情報が明らかになります。SASはアパラチアン州立大学と共同でその取り組みを進めています。 ハチの保護に不可欠なテクノロジー 花粉媒介者であるハチとその環境を守るためには、私達はもはや伝統的な手法だけに頼ることはできません。その代わりとして使用されるのが、テクノロジーなのです。データの収集は始めの一歩でありますが、そのデータを可視化することで、養蜂家と研究者に迫り来る脅威を最も早く警告することができます。この指示器は、ハチに関するコミュニティの意思決定者に、これまで不可能と思われていた洞察を与えることができます。 その技術を実現するためのデータを集めるには、皆さんの助けが必要です。World Bee Countアプリケーションを通じて、人々はハチの計数に貢献し、周囲の環境にいるハチの写真を送信することができます。 “World Bee Countによって、私達はクラウドソーシングでハチのデータを集めることができます。それを使って、地球上のミツバチの個体数を可視化し、今日のミツバチに関する最大級の有益なデータセットを作り上げることができるのです。” アパラチアン大学 分析研究・教育センター理事 Joseph Cazier教授 SASは世界の最も逼迫した問題を解決することに意欲的であり、ハチを守ることも無視することはできない問題であると考えています。これまで、私たちは分析によってハチの健康を促進させようと試み、そしてData for Goodへ情熱を注いできました。つまりこのパートナーシップは、好奇心と探究心を持って世界的な問題を解決しようとするSASの本質的な精神を反映しているのです。 アナリティクスをすべての人に SASは世界花粉媒介者マップを作成しました。これは、World Bee Countアプリを用いて”ハチを数える“ことで、市民科学者や養蜂家からクラウドソーシングで集められたデータを視覚化したものです。このプロジェクトの後の段階では、研究者は作物の収穫高や降水量、その他ハチの健康に関係する重要なデータポイントを重ね合わせます。そうして、私達の世界でもっとも重要な花粉媒介者について、より包括的な理解を集約させます。 多くの人がデータを追加し、相関関係が導き出されるような豊富なデータセットを作成することで、可視化によるアナリティクスが実現できます。ハチのデータの単純な可視化から始まる取り組みは、ハチの個体数やその減少に繋がる要因の研究、そしてどのようにして私達がハチ全体の健康を促進させることが可能かといったような研究に対して、無限の機会を提供できるでしょう。   アプリをダウンロードして始めよう アプリケーションで写真を送信することは小さなことですが、ハチを保護するための活動として重要な役割を果たします。ハチは蜂蜜という素晴らしい自然の恵みを与え、私達に彩り豊かな朝の食卓を提供すると共に、私達の健康を促進させてくれます。5月20日は世界蜂の日として制定されています。beescount.orgからアプリをダウンロードして蜂の日を祝うと共に、見つけたハチの数をカウントしてみませんか? 今月だけでなく6月や7月、そしてその先のハチ月を超えてこの活動を続けていけたらいいですね!  

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指数関数的成長の倍加時間を推計する

この記事はSAS Institute Japanが翻訳および編集したもので、もともとはRick Wicklinによって執筆されました。元記事はこちらです(英語)。 2020年における新型コロナウイルスの世界的流行のようなエピデミック状況下では、各国の感染確認者の累計数を示すグラフがメディアによって頻繁に示されます。多くの場合、これらのグラフは縦軸に対数スケール(対数目盛)を使います。このタイプのグラフにおける直線は、新たなケースが指数関数的ペースで急増していることを示します。直線の勾配はケースがどれほど急速に倍加するかの程度を示し、急勾配の直線ほど倍加時間が短いことを示します。ここでの「倍加時間」とは、「関連状況が何も変わらないと仮定した場合に、累計の感染確認者数が倍増するまでに要する時間の長さ」のことです。 本稿では、直近のデータを用いて倍加時間を推計する一つの方法を紹介します。この手法は、線形回帰を用いて曲線の勾配(m)を推計し、その後、倍加時間を log(2) / m として推計します。 本稿で使用しているデータは、2020年3月3日~3月27日の間の、4つの国(イタリア、米国、カナダ、韓国)における新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の感染確認者の累計数です。読者の皆さんは、本稿で使用しているデータとSASプログラムをダウンロードすることができます。 累計感染者数の対数スケール・ビジュアライゼーション このデータセットには4つの変数が含まれています。 変数Region: 国を示します。 変数Day: 2020年3月3日からの経過日数を示します。 変数Cumul: COVID-19の感染確認者の累計数を示します。 変数Log10Cumul: 感染確認累計数の「10を底とする対数」(=常用対数)を示します。SASでは、LOG10関数を用いて常用対数を計算することができます。 これらのデータをビジュアル化する目的には、PROC SGPLOTを使用できます。下図のグラフは感染確認者の総数をプロットしていますが、総数の縦軸に常用対数を指定するために「type=LOG」と「logbase=10」というオプションを使用しています。 title "Cumulative Counts (log scale)"; proc sgplot data=Virus; where Cumul > 0; series x=Day y=Cumul / group=Region curvelabel; xaxis grid; yaxis type=LOG logbase=10 grid values=(100 500 1000

Analytics | Data for Good | Data Visualization
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新型コロナウイルスの感染拡大を追跡するためにデータ・ビジュアライゼーション(視覚化)を利用する

この記事はSAS Institute Japanが翻訳および編集したもので、もともとはMark Lambrechtによって執筆されました。元記事はこちらです(英語)。 世界的な公衆衛生問題が拡散する際、初期段階では多くの不明事項が存在するものですが、新型コロナウイルスのように急速な感染拡大の場合は特にその度合が高まります。データ・ビジュアライゼーションは、傾向を理解したり、複数のデータポイントから意味のあるストーリーを組み立てたりするための優れたスタート地点となりえます。ウイルスの拡散状況を視覚化できる機能は、問題意識の喚起、そのインパクトの理解、そして究極的には予防努力の支援に役立つ可能性があります。 2019年12月31日、世界保健機関(WHO)の中国オフィスは、中国湖北省の武漢市で検知された原因不明の肺炎の感染ケースについて報告を受けました。最初の報告以降、この新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は世界的な感染拡大を見せており、感染者は30ヶ国以上の数万人に及び、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」と呼ばれる急性呼吸器疾病を引き起こしています。 この状況を受け、SASは新型コロナウイルスの現況、場所、拡散状況、トレンド分析を描き出すインタラクティブなレポートを作成しました。 元になるデータは日次で更新されており、感染拡大の進行状況を定期的にチェックすることや、世界的な拡散状況を時間軸に沿ったアニメーションで確認することができます。この対話操作型レポートでは以下のことが行えます。 過去10日以内に新たに確認された感染者の数を調べ、このウイルスの感染率、回復率、死亡率がどのように推移しているかを確認する。 このウイルスがどの地域に侵入したかを調べ、発生地の中国と世界の残りの地域とで状況を比較する。 感染確認済みのケースを分析することで、回復率が時の経過に沿ってどのように変化しているかを理解する。 このレポートはSAS Visual Analyticsと、WHO、CDC、ECDC、NHC、およびDXYからのデータ(JHU CSSEによってコンパイルされたもの)を用いて作成されています[訳注:JHU CSSE=米国ジョンズ・ホプキンズ大学システム科学工学センター]。 SAS Visual Analyticsで作成した新型コロナウイルス・レポートの概要 「新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)」の感染拡大に関するサマリー情報を手早く確認したい場合は、こちらをご覧ください。 このサマリー情報は、世界各地の統計情報を用いて日次で更新されています。このWebページのこれ以降では、各種レポートからの重要な洞察をスクリーンショットでご紹介します。実際のレポートでは、最新のデータに基づき、ご自身で対話操作しながら統計情報や分析結果を閲覧することができます。 地域別の詳細情報を確認したい場合や、対話操作型レポート全体を探索したい場合は、サマリー情報ページの右上隅にある「Full Report」ボタンをクリックすると、完全なダッシュボードを起動できます。 最初に表示されるダッシュボード・ビュー([Status]タブ)では、日次で更新されるデータに基づき、COVID-19の感染拡大の概況を簡単に確認できます。具体的には、新たに確認された感染者数、回復者数、死亡者数などを地域別にフィルタリングして閲覧することができます。 図1: COVID-19の感染拡大の概況。新たに確認された感染者数、回復者数、死亡者数などを地域別にフィルタリングして閲覧することができます。 レポートの[Locations]タブ(下の図2)では、 全世界および特定国の新型コロナウイルス関連データを確認できます。 図2:[Locations]タブでは、全世界および特定国の新型コロナウイルス関連データを確認できます。 特定国のデータを見るには、左上のフィールドに国名を入力します(下の図3)。 図3: 国名を入力すると、その国の詳細情報だけに集中することができます。 新型コロナウイルスの最初の感染者が中国で報告されてから既に何週間も経過しており、感染拡大は世界各地へと広がっています。私たちは、Esri社のGISマッピング・ソフトウェアから取得した地理空間データのレイヤーを追加することで、対話操作型の画面を用いて、中国とその他の国々にまたがる形で新型コロナウイルスの拡散状況を探索できるようにしました。 [Spread]タブでは、SAS Visual Analyticsの時系列アニメーション機能(下の図4)を用いて、ウイルスが世界全体に拡散していく様子を見ることができます。アニメーションを再生すると、中国国内での拡散状況や、世界全体の拡散状況および深刻度を確認できます。 図4: 時系列アニメーションで、ウイルスが世界全体に拡散していく様子を見ることができます。 [Trend Analysis]タブでは、様々なビジュアライゼーションを切り替えながら、COVID-19の感染拡大に関連したその他のデータの傾向を見ることができます(下の図5)。 図5: 日次の感染者数/死亡者数のトレンド分析 [Epidemiological Analysis]タブでは、罹患率および有病率を見ることができます。 図6: 10万人あたりのCOVID-19感染者数を国ごとに見る 図7: 期間有病率を国または地域ごとに見る [Collective Insights]タブは、全世界のまたは国ごとの感染拡大状況を1つの表にまとめています(下の図8)。

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