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Data for Good | SAS Events | Students & Educators
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第四回Data for Good勉強会 活動レポート

SAS Japanでは昨年末より”Data for Good”を目指す学生コミュニティ「SAS Japan Student Data for Good Community」を運営しています。このコミュニティは、Data for Goodを題材にデータサイエンスの一連の流れを体験する場として設立されました。今回紹介する勉強会も、その活動の一環です。詳しくは「Data for Goodを通じて"本物の"データサイエンティストになろう!」の記事をご覧ください。 四回目の勉強会ではFood Bankをテーマに、データを活用した課題解決の手法を学びました。 Food Bank   Food Bankとは、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品を、福祉施設などに提供する活動のことです。この取り組みは食に困っている人の支援だけでなく、食品ロスの削減の一翼も担っています。しかしながら、Food Bankの高頻度の利用は自立を妨げることにも繋がりかねず、利用者への適切なサポートが多くのFood Bankで課題となっています。 イギリスのHuddersfieldを拠点とするFood BankのThe Welcome Centre(TWC)もその一つです。利用者のある一部は、日を追うごとにパントリーの訪問回数が増え、依存度を増していくことがTWC内で問題となっていました。とは言うものの、沢山の利用者がいるの中で「誰がFood Bankに依存しているのか」を調査するのは非常に労力のかかる作業です。そこでTWCはDatakind社と共同のプロジェクトを開始し、Analyticsを用いて効率的に依存性の高い人を発見し、優先的なサポートを施すことに挑戦しました。このプロジェクトでは、実際に Food Bankへの依存性を推定する機械学習モデルの構築 依存性の高い人にフラグを立て、優先して支援すべき利用者を可視化する ことに取り組んでいます。詳しい内容はDataKind社の事例紹介(英語)をご覧ください。 解くべき課題を設定する これらの事例を踏まえ、私たちのコミュニティが「日本のFood Bankの課題」に取り組む場合、解くべき課題は何か・解決するために誰のどのような意思決定が必要か・どのようなデータが必要か、ディスカッションを行いました。 議論を進めていく中で、さまざまな意見が飛び交いました。その中には、「寄付を受けた食料品を完璧に消費するために、新規パントリーを出店する際の食料品の需要予測が必要ではないか」や「限られたボランティアの中で食品配送ルートの改善が大きなインパクトをもたらすのではないか」といった意見が出ました。ディスカッションをすることで、自分では思いつかない新鮮な発想に触れることができたり、テーマに広がりを持たせられることを感じました。アナリティクスの結果を活用するアクションを考えるための「課題設定」を実際に体験できた勉強会になりました。 コミュニティメンバー募集中! SAS Japan Student Data for Good communityでは引き続き学生の参加者を募集しております。社会貢献を目指す活動を通してデータサイエンティストの役割である「課題の設定」から「データを用いた解決法の提示」までの一連の流れを経験できます。 興味をお持ちでしたら下記の事項をご記入の上JPNStudentD4G@sas.comまでご連絡ください。 大学名 / 高校名 名前 メールアドレス

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第三回Data for Good勉強会 活動レポート

SAS Japanでは昨年末より”Data for Good”を目指す学生コミュニティ「SAS Japan Student Data for Good community」を運営しています。このコミュニティは、Data For Goodを題材にデータサイエンスの一連の流れを体験する場として設立されました。今回紹介する勉強会も、その活動の一環です。詳しくは「Data for Goodを通じて"本物の"データサイエンティストになろう!」の記事をご覧ください。 三回目の勉強会ではヒートアイランド現象をテーマに、課題設定の部分を学びました。   ヒートアイランド対策、”どこ”から? ヒートアイランド現象とは、都市部の気温が周りに比べて高くなる現象です。その要因には、都市化による土地利用の変化や人間活動で排出される熱などがあります。対策事例として人口排熱削減のために次世代自動車の普及をしたり、保水性舗装の普及や屋上緑化を推進して地表面被服の改善を目指したりというものが行われています。 勉強会で取り上げたヒートアイランド対策事例の一つに、リッチモンドのヒートマッピングがあります。ヒートアイランド現象は都市部と郊外を比較して都市部の方が暑いという考え方が一般的です。しかし、植生域より人口被覆域の方が地表面からの大気加熱を大きくすることや、明るい色の舗装より暗い色の舗装の方が熱を吸収して暑くなることから、都市部の中でも暑さに対する強度は場所によって異なります。そこで、リッチモンドでは「都市の中でも特に暑さの影響を受けやすい場所を見分ける」ことで、対策を優先して行うべき場所の判断をサポートするためのプロジェクトを開始しました。そのアプローチとして、 リッチモンドをブロックで分けた各地点の気温・場所・時間のデータを収集する 観測データ+土地利用マップ+住民の収入データ→各地点のヒートアイランドに対する脆弱性レベルを定量化・可視化 に取り組んでいます。このプロジェクトは2017年にリッチモンドで開始し、今では様々な都市に活動の輪を広げています。詳しい内容はこちらの記事(英語)をご覧ください。   解くべき課題を設定する これらの知識を踏まえて、次は「課題設定」を行いました。自分たちでヒートアイランド現象という問題に対して、解くべき課題は何か・解決するために誰のどのような意思決定が必要か・どのようなデータが必要か、についてディスカッションをしました。 議論を進めていく中で、さまざまな意見が飛び交いました。その中には、テーマとして設定していたヒートアイランド現象を解決するというよりも、ヒートアイランド現象が”障壁”となって起きるであろう「熱中症を未然に防ぐ」というものを課題に設定するという意見がありました。その解決策として、リッチモンドの事例を応用した「ある人がいる地点の体感気温+その人の体温のデータをリアルタイムで収集し、熱中症のおそれがある場合に通知するアプリケーションの作成」などの案が出てきました。 ディスカッションをすることで、自分では思いつかない新鮮な発想に触れることができたり、テーマに広がりを持たせることが出来たりすることを感じました。アナリティクスの結果を活用するアクションを考えるための「課題設定」を実際に体験できたディスカッションになりました。   コミュニティメンバー募集中! SAS Japan Student Data for Good communityでは引き続き学生の参加者を募集しております。社会貢献を目指す活動を通してデータサイエンティストの役割である「課題の設定」から「データを用いた解決法の提示」までの一連の流れを経験できます。 興味をお持ちでしたら下記の事項をご記入の上JPNStudentD4G@sas.comまでご連絡ください。 大学名 / 高校名 名前 メールアドレス  

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第4回「データサイエンティストのキャリアと活躍のかたち」レポート

データサイエンティストを目指す学生向けのセミナー「データサイエンティストのキャリアと活躍のかたち」の第四回が7/25(木)に開催されました。第一回・第二回・第三回に引き続き、今回も大変多くの学生の皆様に参加していただき、有意義なセミナーとなりました。本記事では、当日の様子についてご紹介します。 本セミナーでは、データサイエンティストのキャリアと活躍の場や、ビジネス上でアナリティクスがどのように活用されるかについて、スピーカーがこれまでの経験をもとに紹介しました。 SHIONOGIにおける開発領域のData Scientistとは? はじめに、データサイエンティストのキャリアについて、塩野義製薬株式会社の木口さんのご講演です。木口さんはSHIONOGIのData Science Groupに所属されている方です。Data Science Groupは主にデータサイエンティストやプログラマーで構成され、生物統計家やデータマネージャーと協業して医薬品開発を行っています。 最初に、医薬品開発におけるデータ活用の様子について紹介していただきました。医薬品開発領域では1つの医薬品が世の中で販売されるまでに、臨床試験を何度も繰り返して仮説を検証します。Data Science Groupは、この過程にデータ活用とデータ駆動型医薬品開発を取り入れています。 医薬品開発で活用されるデータには、生物統計家が仮説の推定・検定を行うための臨床試験データやデータサイエンティストが新たな仮説を設定するためのリアルワールドデータ、仮想臨床試験などをするためのシミュレーションデータがあります。これらのデータを組み合わせて活用して医薬品開発の効率化を行っています。 次にデータサイエンティストに求められる役割とスキルについてです。SHIONOGI医薬品開発領域が考えるデータサイエンティストの役割は、科学的にデータを活用するスペシャリストとして、データ駆動型の業務改善を行い、製品価値最大化のためのデータ駆動型医薬品開発をすることであると伝えていただきました。 また、製品価値最大化のためのデータ駆動型医薬品開発はデータサイエンティストが社内外のデータに基づく仮説の導出をし、その仮説をもとに生物統計家が計画立案をして臨床研究で検証するというサイクルがうまく動くことが理想形であると伝えていただいきました。 この役割を果たすために必要なスキルには、統計理論の知識やプログラミングの技術、ITスキルなどもありますが、木口さんは特にチームの中で自分の思っていることを伝える・相手の意思を受け入れるといった「ビジネススキル」が大切であるとおっしゃっていました。 実際にSHIONOGIの様々な分野の技術を組み合わせた活動事例の紹介をしていただいた最後に、「仕事は、多くの失敗から得たヒントをパズルのように組みあわせ、成功に導くこと」であるというメッセージを学生の皆さんに伝えていただきました。ピースは個人が持つ得意な部分・とがった知識でもあり、それらを組み合わせることで新しい仮説を導くことが役割であるという言葉が印象的でした。 不正・犯罪対策におけるアナリティクスの活用 続いて、不正・犯罪対策の分野おいて活用されるアナリティクスについて、SAS Japanの新村による講演です。 今回の講演では、「不正・犯罪対策」の一例としてマネーミュール(知らずのうちに不正な送金に加担してしまう人)を金融機関とのやり取りから検知する活用例を紹介しました。 怪しいお金のやり取りを不正犯罪の被害者口座から見つけるためには、フィルタリングや異常値検知、機械学習、ネットワーク分析など様々な手段が使われています。それぞれの手段には特徴と難点があるため、SASでは複数の適切な手法を組み合わせて効率的に活用し、高精度な不正検知と新たな不正への対応を実現する(ハイブリットアプローチ)を取り入れています。 後半には、不正検知におけるアナリティクスの特徴をいくつか紹介しました。まず、サービス設計によるモデル・チューニング方針について、 ・本当に不正が起きていて、その不正を予測できる検出率を高める ・本当は不正が起きていないのに、それを不正と予測してしまう誤検知を減らす の両方について考えなければならなりません。また、不正検知はビジネスにおいて対外的な説明を求められるため、誰が見ても検知結果を理解できるような可視化をすることが重要です。さらに、不正対策コストと不正被害額の差を考慮するために経済合理性と理想のバランスが求められることも特徴です。 今回の講演内容はどちらも“データサイエンス”の分野としてイメージが浮かびにくいものだったように思われます。「いい医薬品を開発する」ことや「不正・犯罪を検知する」ためのアナリティクスについて知るきっかけになる、とても貴重な講演でした。 SAS student Data for Good communityの紹介 最後に、学生のデータサイエンスの学びの場としてSAS Student Data for Good communityと Data for Good 勉強会について紹介しました。 Data for Goodとは様々な社会問題に対し、データを用いて解決する取り組みです。今回はData for Goodの具体例としてシアトルの交通事故改善を紹介しました。学生が主体となってこの活動をより推進するため、SASではと「Data for Good勉強会」と「SAS Student

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