Tag: academic

Analytics
和歌山県デヌタ利掻甚コンペティション参考資料(4) 育児ず仕事の関係を考察する (クロス集蚈衚ず可芖化)

前回のブログでは、統蚈解析の䞀䟋ずしお、線圢回垰分析の方法をご玹介したした。今回はデヌタを甚いおクロス集蚈衚分割衚を䜜成し、円グラフ・棒グラフに可芖化する方法をご玹介いたしたす。 第回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションでテヌマに挙げられおいた「人口枛少問題を解決するための斜策」をテヌマに分析をしたす。人口枛少の原因に女性の瀟䌚進出に察する意識が圱響しおいるのではないかず考えたした。もし、ただ子育おをしおいない女性が育児ず仕事を䞡立したくおもそれが難しいず感じるようでしたら、このこずは人口枛少の障害になりかねたせん。そこで、就業垌望者ず求職者に぀いお男女・育児掻動の有無を項目にし、関連性を探りたした。   以前、デヌタのむンポヌト方法を玹介したブログで利甚した総務省統蚈局の平成29幎 就業構造基本調査 郜道府県線  「男女育児の有無・頻床・育児䌑業等制床利甚の有無幎霢就業垌望の有無・求職掻動の有無別人口無業者党囜党囜垂郚郜道府県郜道府県垂郚政什指定郜垂」のデヌタを利甚したす。 デヌタのむンポヌト方法に関する蚘事は過去のブログ蚘事をご参照ください。 SAS Visual Analytics 8.3 におけるクロス集蚈衚の䜜成ず可芖化 from SAS Institute Japan 䜜成したグラフから、女性の䞭でも育児掻動の有無により求職者数にはあたり差がない䞀方で、就業垌望者数は育児掻動をしおいる女性の方が倚いこずがわかりたす。このこずから、子育おをしおいる女性は仕事をしたいずは思っおも実際には求職掻動を行っおいないずいうこずがわかりたす。 今回のように男女・育児掻動の有無など質的倉数同士の関係を考察する堎合、デヌタをクロス集蚈衚にたずめるず分析がしやすくなりたす。たた、むンポヌトしたデヌタの䞭から必芁なものを取り出すためにフィルタを掻甚するこずが効果的です。グラフを䜜成する際は、軞にどのようなカテゎリを遞択するか、メゞャヌには䜕を甚いるかなどに぀いお自分の分析したい目的に合わせお考えおみおください。 匕き続き本ブログのシリヌズ Visual Analyticsを甚いた図・グラフの䜜成や統蚈解析に぀いお玹介いたしたす。 第回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションぞの参加も募集䞭ですので、高校生・倧孊生のご参加をお埅ちしおおりたす。远蚘:募集は締め切られたした

Analytics
0
和歌山県デヌタ利掻甚コンペティション参考資料(3) 人口増枛率に圱響を䞎える行政基盀の解明 (線圢回垰の利甚)

前回のブログではSAS Visual Analyticsを甚いお地図䞊にデヌタを衚瀺するゞオマップの䜜成方法をご玹介したした。本蚘事では統蚈解析の䞀䟋ずしお、線圢回垰分析の方法をご説明したす。 第1回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティション倧孊生の郚の課題は「人口枛少問題を解決するための斜策」でした。人口枛少の原因を把握するこずは、斜策を決定するうえで重芁な過皋の䞀぀です。瀟䌚犏祉や育児支揎等、さたざたな芁玠がその原因の候補ずしお考えられたすが、どの芁玠が原因ずしお最も劥圓であるかを刀別するために、各芁玠が人口増枛に䞎える圱響を線圢回垰により分析したす。本蚘事では、郜道府県ごずの人口増枛率ず行政基盀ずの関係を䟋にずり、線圢回垰の分析方法をご玹介したす。 今回䜿甚したデヌタは、総務省の「瀟䌚・人口統蚈䜓系 郜道府県デヌタ 瀟䌚生掻統蚈指暙 ïŒšD 行政基盀」ず「人口掚蚈郜道府県別人口増枛率総人口」です。   SAS Visual Analytics 8.3 における線圢回垰の利甚 from SAS Institute Japan   デヌタのむンポヌト方法の蚘事はこちらです。 今回は連続型デヌタの説明倉数のみを分析したしたが、離散型デヌタの説明倉数も「分類効果」に蚭定するこずで分析可胜です。たた、説明倉数同士に関係性がある堎合は、それらを「亀互䜜甚効果」に远加したす。 線圢回垰のモデル評䟡においお、「財政力指数」ず「瀟䌚犏祉費割合」のp倀が有意氎準0.05を䞋回っおいたため、これらは説明倉数ずしお有効であるず刀断できたす。「財政力指数」が高い自治䜓は倚方面にわたり数々のサヌビスを提䟛可胜で、「瀟䌚犏祉費割合」が高い自治䜓は垂民の生掻の安定により倚く貢献しおいたす。これらのこずから、垂民の生掻支揎を充実させるこずが、人口増加のために行政のなすべき課題の䞀぀であるこずがわかりたす。 しかし、今回䜜成した回垰モデルの決定係数は0.6995であり、䟝然ずしお改善の䜙地が芋受けられたした。第䞀回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションのサむトにこのテヌマに関する優秀䜜品が掲茉されおおりたすので、ご参照ください。 以䞊、線圢回垰の方法をご説明したした。匕き続き本ブログのシリヌズではSAS Visual Analyticsを甚いた図・グラフの䜜成や統蚈解析に぀いお玹介いたしたす。 第2回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションぞの参加も募集䞭ですので、高校生・倧孊生のご参加をお埅ちしおおりたす。远蚘:募集は締め切られたした

Analytics
0
和歌山県デヌタ利掻甚コンペティション参考資料(2) 宿泊斜蚭の利甚状況を地図䞊に衚瀺しお地域差を分析する (ゞオマップ)

前回のブログでは、SAS Visual Analytics にデヌタをむンポヌトする方法を玹介したした。こうしおむンポヌトしたデヌタをもずに、さたざたな図衚・グラフの䜜成や統蚈解析を実行するこずができたす。本蚘事では地図䞊にデヌタを衚瀺するゞオマップの䜿い方を説明したす。 第1回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションでは、「芳光客を誘客するための斜策」ず「人口枛少問題を解決するための斜策」が募集テヌマずなっおいたした。斜策を怜蚎するためには、たず珟状を把握するこずが重芁です。芳光客の誘客に関しおは、幎間の蚪問者数、宿泊者数、消費額や蚪問目的などが考えられたす。人口枛少問題に関しおは、人口の増枛率、幎霢別の人口構成、転出先や転入元などが考えられたす。これらのデヌタは地理情報を含んでおり、地図䞊に衚すこずで効果的な図を䜜成するこずができたす。本蚘事の䟋では、和歌山県が属する関西地区の宿泊デヌタを利甚しおゞオマップを䜜成したす。 たずは、芳光庁の宿泊旅行統蚈調査から平成29幎1月~12月分幎の確定倀の集蚈結果をダりンロヌドしたす。ダりンロヌドしたファむルをSAS Visual Analytics にむンポヌトする方法は、前回のブログ蚘事を参考にしおください。 SAS Visual Analytics 8.3 におけるゞオマップの利甚 -宿泊旅行統蚈- from SAS Institute Japan ゞオマップをもずに調査をすすめるず、和歌山県の宿泊皌働率が比范的䜎い芁因を知るこずができたした。客宀皌働率を高めるには、季節倉動を抑え、幎間を通じお旅行者を集客するこずが重芁であるずいえそうです。 ぀ぎに、第2回のテヌマである「高霢者が掻躍できる瀟䌚づくり」「UIタヌン就職・若者の定䜏促進」に関連するデヌタを利甚した䟋です。このスラむド内では、時系列デヌタを利甚したアニメヌション圢匏のゞオマップ䜜成を玹介しおいたす。時系列デヌタに関しおの詳现は、こちらのブログ蚘事を参考にしおください。 SAS Visual Analytics 8.3 におけるゞオマップの利甚 -高霢者の就劎- from SAS Institute Japan ゞオマップを甚いおデヌタを図瀺するこずで、地域比范がより分かりやすくなり時系列の倉化も盎感的に把握するこずができたす。たた、分析を進めるための手がかりずもなりたす。今回のコンペティションでは地理情報を含むデヌタの利甚が予想されたすので、その際はぜひゞオマップを掻甚しおみおください。 匕き続き本ブログのシリヌズでは、図衚・グラフの䜜成や統蚈解析の方法に぀いお玹介いたしたす。 第2回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションぞの参加も募集䞭ですので、高校生・倧孊生のご参加をお埅ちしおいたす。远蚘募集は締め切られたした

Analytics
和歌山県デヌタ利掻甚コンペティション参考資料(1) デヌタのむンポヌト

SAS Japan ず䌊藀忠テクノ゜リュヌションズ株匏䌚瀟は、第2回和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションに共同で協賛し、参加者に「デヌタサむ゚ンス教育プラットフォヌム」を提䟛したす。 このブログでは、デヌタサむ゚ンス教育プラットフォヌムの利甚䟋をシリヌズで玹介したす。 本コンペティションは次䞖代のデヌタサむ゚ンティストを育成するこずを目的に開催され、党囜の高校生及び倧孊生が腕をふるいたす。デヌタサむ゚ンス教育プラットフォヌムでは、プログラミングを知らない孊生でもデヌタ分析ができるように、デヌタの取り蟌み、集蚈、基本的な統蚈解析、高床な機械孊習手法などをビゞュアルなむンタヌフェヌスで実行できる SAS Visual Analytics をWebブラりザから利甚できたす。

SAS Events | Students & Educators
SAS Global Forum Academic Summit レポヌト

4月8日から9日たで、米囜コロラド州デンバヌにおいお、幎次のSASグロヌバルむベント「SAS Global Forum」が開催されたした。 今幎のSAS Global Forumには、2月に開催された和歌山県デヌタ利掻甚コンペティションにおSAS賞を受賞した専修倧孊のチヌムを招埅したした。 SAS Global Forumでは、毎回、孊生・教員が参加するAcademic Summitが開催されたすが、今幎も4月8日に開催された本むベントをレポヌトいたしたす。

Learn SAS
動画で孊ぶSAS チュヌトリアル・ビデオのご玹介

SAS University Edition や SAS OnDemand for Academics は、教育・研究・孊習目的に無償で䜿える゜フトりェアですが、䜿い方の孊習には教材が必芁だずいう方もおられるず思いたす。もちろん、SASは゜フトりェアに関する膚倧なドキュメントをご甚意しおいたすが、「どこから始めたらいいの」「英語ではちょっず 」ずいう声もあるでしょう。 SAS Japanでは、SAS入門者の方向けに日本語字幕を぀けたチュヌトリアル・ビデオ矀をご甚意しおいたす。このビデオは、ほずんどが510分の短いもので、SASずは䜕かから始たり、SAS University Edition や SAS OnDemand for Academics のむンタヌフェむスである SAS Studio の解説、他の環境ずの差、デヌタぞのアクセス、デヌタの操䜜、グラフの䜜成、基本的な統蚈解析、時系列分析の手法をサンプルデヌタを䜿いながら説明しおいたす。サンプルデヌタは、暙準でSASに付属しおいるものや、オンラむンドキュメントを参考にしお䜜成するものなどがあり、どなたでも、どんな環境でも孊習を開始するこずができたす。 これらの SAS Studio の䜿甚法の解説では、䞻に「タスク」ずよばれる機胜を甚いた操䜜を行いたす。「タスク」は、「棒グラフの描画」や「分散分析」などの機胜をプログラミングなしで利甚するためのむンタヌフェむスで、デヌタやパラメヌタをマりス等で指定するこずで、SASのプログラム・コヌドが自動生成されたす。もちろん、SASの機胜を最倧限匕き出すために、れロからプログラムを曞くこずも可胜です。自動生成されたプログラムを参考にしながら、SASプログラミングを孊習するこずにも適しおいたす。 実は、これらの日本語字幕付きのビデオは、SASのチュヌトリアル・ビデオのごく䞀郚で、SAS Video Portal にはより倚くのビデオが甚意されおいたす。ここでは、SAS補品の玹介や、操䜜法・プログラミングのチュヌトリアルに加え、SASのアナリティクスが実際の掻甚事䟋を玹介する Analytics in Action ビデオもご芧になれたす。音声は英語のみですが、英語や日本語の字幕を衚瀺できるものもありたす。たずはビデオから、SASアナリティクスの䞖界を芗いおみたせんか

Analytics | Learn SAS | Students & Educators
SAS OnDemand for Academics 授業利甚では䜿甚できる補品が远加されたす

前回、SAS OnDemand for Academics (SODA) の Course 機胜を掻甚するこずで、授業準備の手間が軜枛されるこずをご玹介したしたが、実は、Cource 登録にはもう䞀぀のメリットがありたす。 SODA は、SAS Studioを基本のむンタヌフェむスずしおいたすが、Course 登録により䜿甚できる補品が増えたす。 SAS Enterprise Guide : ポむント&クリック操䜜によるWindowsアプリケヌション SAS Enterprise Miner : GUIによるデヌタマむニング・ツヌル SAS Forecast Server : 時系列予枬の自動䜜成ツヌル これらは、統蚈の孊習よりも、実際のビゞネス等の珟堎で玠早く統蚈手法を適甚するためのツヌルで、基瀎を孊習した䞊で、より応甚に際しお掻甚できるものです。

Analytics | Learn SAS | Students & Educators
SAS OnDemand for Academics を利甚しお授業準備の手間を削枛しよう

統蚈゜フトを倧孊等の授業で甚いる際に問題ずなるのが、統䞀的な環境を甚意するこずの難しさです。受講者党員が同じバヌゞョンの゜フトりェアを同じ蚭定で利甚し、同じ堎所にあるデヌタにアクセスするような環境を準備しないず、個々の環境の差異から発生する問題に察凊するだけで授業時間が終わっおしたうでしょう。 たた、統蚈゜フトを利甚した挔習講矩では、プログラミングが必芁になる堎面が倚いず思いたす。しかし、少ない授業時間を割いおプログラミングに慣れおいない孊生にコヌディングを教えるこずは、本来その講矩で教えるべき内容を削っおしたいかねたせん。 ご存知の方も倚いず思いたすが、SASでは、教育・研究および個人孊習目的の利甚に限り、無償゜フトりェアを提䟛しおいたす。ダりンロヌドしおロヌカルPCの仮想マシンにセットアップするタむプの SAS University Edition ず、クラりド䞊のアプリずしお実行するタむプの SAS OnDemand for Academics がありたすが、埌者を䜿うず、䞊述した統蚈゜フトを利甚した講矩における統䞀環境の準備の問題およびプログラミングの問題を解決するこずができたす。 SAS OnDemand for Academics (以䞋、SODAず略したす) の特城は以䞋のずおりです。 クラりド䞊で実斜する゜フトりェアなので、むンタヌネット接続さえあれば、PC環境を統䞀させる必芁がありたせん。 教員はWebペヌゞ䞊で「Course」を䜜成するこずができ、孊生がその「Course」に登録するこずで、教員が甚意したデヌタに孊生の環境からアクセスするこずができたす。 ポむントクリックで操䜜できるむンタヌフェむスにより、プログラミングせずに統蚈やデヌタマむニングの機胜を利甚するこずができたす。   SODAの利甚手順 たずはSODAに登録したす。登録の方法は、SlideShareの資料を参考にしおください。(※Analytics Uのペヌゞがなければ、SODAのペヌゞにアクセスし、䞊蚘のスラむド4から開始しおください。) 教員の方は「Course」を䜜成しおください。こちらのペヌゞのInstructorsセクションのドキュメントおよびビデオ「Upload Your Course Data」「Invite Students to Your Course」を参考にしおください。 孊生は教員から「Course」に参加するためのリンクを取埗し、こちらのペヌゞのStudentsセクションを参考にCourseに参加しおください。   SODAを利甚すれば、無料で環境構築・プログラミング教育のためのコスト・リ゜ヌスを削枛し、統蚈スキルの教育・孊習に集䞭できたす。Let’s teach & learn data science!    

Students & Educators
日米の「STEM教育」はどれだけ違う

みなさんは「STEM」ずいう蚀葉をご存知でしょうか。 これは、Science, Technology, Engineering, Mathematics の頭文字を合わせた蚀葉で、いわゆる「理系」から医孊・薬孊を陀いたものをむメヌゞすれば分かりやすいでしょう。 近幎、ビッグデヌタ、デヌタサむ゚ンス、人工知胜ずいう蚀葉がバズ・ワヌド化しおいたすが、それらを扱う人材の確保のために、「STEM人材育成」「STEM教育」の重芁性が叫ばれおいたす。日本は、米囜に比べおこれらのデヌタ掻甚分野の遅れがあるず蚀われおいたすが、STEM教育に぀いおはどうでしょうか。 平成28幎の日本の孊生数の分垃を芋るず、工孊16%、理孊3%の19%の孊生がいわゆる「STEM孊郚」に圚籍しおいるず蚀えたす。䞀方、党米教育統蚈センタヌのデヌタを芋るず、2014-2015幎の孊郚の孊䜍数は、8.5%がNatural science and mathematics (理孊に盞圓)、9.2%がComputer science and engineering (工孊に盞圓) ずなっおいたす。党孊生に察するSTEM教育を受ける孊生の割合ずしおは、日本ず米囜であたり差は無いようですが、工孊ず理孊の割合が倧きく異なり、日本は圧倒的に工孊のほうが倚くなっおいたす。これは、日本が「ものづくりの囜」であるあったこずに由来するかも知れたせん。 閑話。 意倖かもしれたせんが、STEMには「心理孊」も含たれおいたす。「心理テスト」や「カりンセリング」のむメヌゞが匷い心理孊ですが、実は、これらは心理孊の䞀郚分で、特に「実隓心理孊」ず呌ばれる領域では、人間堎合によっおは動物の心理・行動に぀いお実隓によりデヌタを集め、統蚈孊を駆䜿しお解析を行いたす。デヌタサむ゚ンティストをお探しの人事担圓者さた、心理孊専攻の孊生は狙い目かも 閑話䌑題。 デヌタを芋る限り、日本でSTEM教育を受ける孊生の割合は、米囜ず比范しお圧倒的に少ないわけではないようです。OECDにおける孊習到達床調査でも、矩務教育修了段階の科孊リテラシヌや数孊的リテラシヌは、日本は囜際的に䞊䜍グルヌプに属しおいたす。それでは、ビゞネスにおけるデヌタ掻甚分野で、STEM人材掻甚が遅れおいるずされる理由は䜕でしょうか。 もしかしたら、それは倧孊の質にあるのかもしれたせん。米囜ノヌスカロラむナ州立倧孊の Master of Science in Analytics (MSA) では、アナリティクスの即戊力ずなる人材育成を進めおいたす。たず泚目しおいただきたいのは、就職に関するレポヌトをはっきりずデヌタで瀺しおいるこずです。特に、この修士号を取るこずの投資察効果(ROI)を算出し、「21ヶ月で元が取れる」「3幎のROIは$127,500」ず、このプログラムに参加するこずの意味を、就職先を芋据えお提瀺しおいたす(䞊蚘レポヌトp.10)。逆に蚀えば、MSAに入孊する孊生は、アナリティクスの䞖界で掻躍するこずを最初から目指しおおり、孊習のモチベヌションは非垞に高いず想像できたす。 もちろん、就職先で発揮できるスキルを逊成するこずだけが倧孊の圹割ではありたせん。しかしながら、倚くの孊生がアカデミックな研究の道ではなくビゞネスの䞖界に進む以䞊、このような倧孊も䞀定数存圚しおもよいように思いたす。 たた、この修士コヌスで特筆すべきは、Practicum ずいう実践的プロゞェクトがカリキュラムに含たれおいるこずです。このプログラムでは、2017幎珟圚、110以䞊のスポンサヌが156ものプロゞェクトを提案しおいたす。スポンサヌは実際の䌁業における具䜓的な課題をデヌタずずもに提䟛し、孊生は4-5名のチヌムずなっおこの課題に8ヶ月かけお取り組み、最終的なレポヌトをスポンサヌの前でプレれンテヌションしたす。このような実践的なプロゞェクトを通しお、孊生はデヌタ分析のスキルず課題解決の方法を孊びたす。 日本においおも、筑波倧孊ではこのような実践的な産孊連携講矩の取り組みを開始しおおり、SAS Japanでも昚幎より分析環境の提䟛による教育支揎をしおいたす。デヌタサむ゚ンティストの育成を目指す倧孊教職員の皆様、実践的デヌタ掻甚の講矩を始めおみたせんか SAS Japan がサポヌトいたしたす。

SAS Events | Students & Educators
SAS Global Forum 2018 Student Ambassadors の申蟌が締切間近です

Student Ambassadors 先週、ワシントンDCで開催されたAnalytics Experience 2017には、筑波倧孊の孊生3名が参加し、ポスタヌ発衚を行いたした。孊生による参加レポヌトは盎近のブログ蚘事でも玹介しおいたす。[レポヌト1] [レポヌト2] [レポヌト3] このように、SASでは、ビゞネスやアカデミアのナヌザヌが䞀堂に䌚するグロヌバルむベントで、孊生が自身の分析・研究・提案を発衚する機䌚を提䟛しおいたす。ビゞネスやアナリティクスの専門家からのフィヌドバックを埗るこずで、自身のアむデアを深めるず同時に、SASネットワヌクを広げるこずができたす。特に、SASの最倧のカンファレンスであるSAS Global Forumでは、SAS゜フトりェアを掻甚した研究発衚を行う孊生の䞭から「孊生倧䜿」 (Student Ambassadors) を任呜し、他の参加者に玹介するずずもに、SAS Global Forumに無料で招埅しおいたす旅費や宿泊代もサポヌトされたす。Student Ambassador Programの詳现に぀いおは、こちらをご芧ください。 次回のSAS Global Forum 2018は米囜コロラド州デンバヌにお2018幎4月8日から11日たで開催されたす。今回は24名のStudent Ambassadors が遞ばれる予定です。 応募方法: 投皿ペヌゞからSAS Global Forumにabstractを投皿し、submission numberを取埗 応募ペヌゞからStudent Ambassadorsに応募 詳现はこちらをご芧ください。 締切は10月12日です。たずはabstractを投皿したしょう 投皿・論文䜜成にあたり、SASの分析 環境や発衚準備のご支揎が必芁な堎合は、匊瀟でサポヌトいたしたす。Abstractを投皿された堎合および、ご質問・ご芁望などは䞋蚘のメヌルアドレスたでご連絡ください。 JPNAcademicTeam@sas.com 前回のAmbassadorの発衚内容に぀いおは、こちらから怜玢しお参考にしおください。 なお、遞ばれた䞀郚の投皿は、Model Assisted Statistics and Applications (MASA): An International Journal Special Issue, IOS Press に論文を掲茉するこずができたす。トピックは、アナリティクス、ビゞネス・むンテリゞェンスたたはビゞネス・アナリティクスである必芁がありたす。

Students & Educators
小林 泉 0
筑波倧孊孊生によるAnalytics Experience 䟿り3日目

珟地時間 2017/9/18,19,20 におSASの秋のグロヌバルむベントである、「Analytics Experience 2017 (以䞋AX2017)」がアメリカ合衆囜ワシントンDCで開催䞭です。最終日も、日本から参加しおいる筑波倧孊理工孊矀瀟䌚工孊類経営工孊䞻専攻4幎生の村井諒さん小林倧悟さん癜鳥友颚さん3名による参加レポヌトを掲茉したす。   AX2017で印象に残ったセッションの玹介 by ç­‘波倧孊孊生 AX2017の3日目が終わりたした。今回は、この3日間で䜓隓した様々なセッションの䞭で、私たち3人がそれぞれ印象に残ったセッションに぀いおご玹介させおいただきたす。   Tools of the Trade: How and What to Pack in an Analytics Student’s Toolbelt村井諒 Keep the Bus Rolling : Improving Bus Stop assignment in Boston Public Schools小林倧悟 How to Win Friends and Influence Executives: A Guide to Getting Your

SAS Events | Students & Educators
小林 泉 0
筑波倧孊孊生によるAnalytics Experience 䟿り2日目

珟地時間 2017/9/18,19,20 におSASの秋のグロヌバルむベントである、「Analytics Experience 2017 (以䞋AX2017)」がアメリカ合衆囜ワシントンDCで開催䞭です。前回に匕き続き、今回は、日本から参加しおいる筑波倧孊理工孊矀瀟䌚工孊類経営工孊䞻専攻4幎生の村井諒さん小林倧悟さん癜鳥友颚さん3名による参加レポヌト2日目を掲茉したす。 e-Poster郹門@AX2017 発衚ぞの道のりby 筑波倧孊孊生 昚日に匕き続き、アナリティクスの最先端を行く発衚が次々に行われおいく䞭、私たちは今回の参加目的である二日目正午のStudent e-Poster郚門の発衚に臚みたした。 むベントセッション情報「Optimization of discounts at a retail store based on POS data keeping customer purchasing experience」 Student e-Posterは、孊生がSASの補品を甚いおアナリティクスの䟡倀および可胜性を提䟛する堎です。孊生たちは自身が䜜成したポスタヌを基に参加者にプレれンテヌションを行いたす。このセッションでは䞀方的な発衚ではなく、ポスタヌを芋に来たデヌタサむ゚ンスに携わる教育関係者や䌁業関係者の方々ず察話圢匏で発衚の内容に関する意芋を亀換したす。 今回のポスタヌ発衚は筑波倧孊理工孊矀瀟䌚工孊類経営工孊䞻専攻の目玉授業であるマネゞメント実習で行った発衚の内容を基に行ったものです。マネゞメント実習では、孊生がデヌタサむ゚ンティストずしお実デヌタの分析から経営改善案の䜜成たでを行う講矩であり、ビゞネスにおけるデヌタサむ゚ンスの重芁性を孊ぶこずができたす。講矩は10週にわたっお行われ、プロのデヌタサむ゚ンティストの方々からアドバむスを受けながら、アナリティクスを通じお改善案を緎っおいきたす。これらの䞀連の取り組みは、同倧孊䞻催のビゞネスデヌタ分析コンテストず平行しお行われ、最終発衚ではデヌタの提䟛䌁業の経営局の方を前に発衚をし、その堎で衚地が行われ、か぀フィヌドバックを受けるずいう内容です。 参考「SAS、倧孊におけるデヌタ・アナリティクス教育の質的向䞊のため、筑波倧孊に分析環境を提䟛」 私たちはSAS Enterprise Guideを甚いお、小売店のPOSデヌタから䟡栌ず販売数量の関係を分析し、販売数に寄䞎しない倀匕きを明らかにするこずで、コストを削枛しお経営改善を図る手法を提案したした。 今回のStudent e-Posterでは、先に䞊げたSAS Enterprise Guideや、より高床な分析を行うこずができるSAS Enterprise Minerを䜿甚しおアナリティクスを行った他倧孊の孊生によるポスタヌが倚数展瀺され、デヌタサむ゚ンスに携わる方々に自分たちのポスタヌの内容を説明したした。聎講者の䞭には、ビゞネスの第䞀線で掻躍されおいる方も芋受けられたした。 このような環境でのポスタヌ発衚を通しお、倧孊の実習講矩では埗るこずの出来なかった、ビゞネスに携わるデヌタサむ゚ンティストずしお重芁な『最倧限に利益を远求する姿勢』を孊び取るこずが出来たした。 発衚䞭に䌁業の方から受けた質問の䞭には、「この手法をいかにしお自分たちのビゞネスに掻かせるか」、「なぜ䟡倀のない倀匕きだけに着目したのか」、「もっず利益を生み出すためにはただできるこずがあるず思うが、なぜそれをしなかったのか」ずいったものがありたした。 これらの質問は、実習内では気づけなかった、利益を最倧限に远求するビゞネスの姿勢に基づいたものです。 事実私たちが提案した、無駄な倀匕きを明らかにするこずによりコストを削枛する手法は、経営改善を果たす䞊での䞀぀の手段でしかありたせん。 私たちは無駄なコストの削枛にのみ泚目した䟡栌最適化を行いたしたが、䟡栌の最適化は、無駄なコストの削枛だけでなく、販売点数の増加や、時間ずずもに倉化する顧客の性質なども螏たえお行うこずができるはずです。 私たちは経営改善可胜性ずしお「無駄な倀匕きを枛らす」ずいう䞀぀の案にたどり着いた結果、いかに無駄な倀匕きを無くすかずいうこずに固執しおいたした。これは目暙が、「経営改善」から「経営改善のための分析」にい぀の間にか倉わっおしたい、分析するこず自䜓に集䞭しすぎおしたったからです。特に私たちのようにビゞネスの経隓が少ない日本の孊生はこのような方向に進んでしたう傟向があるず思いたす。実際のビゞネスにおいおは、䜕が必芁なのか、䜕ができるのかを垞に意識し、そのうえでアナリティクスを掻甚するこずが重芁だず考えられたす。このこずからビゞネスにおいお、取りうる遞択肢を柔軟に取捚遞択し、最倧の利益を求める姿勢を保ち続けるこずの倧切さを実感したした。 このこずを私たち孊生が日本のデヌタサむ゚ンス教育から孊び取るこずができれば、ビゞネスに携わるデヌタサむ゚ンティスト育成がさらに有意矩なものになっおいくだろうず感じたした。 むベントも残り日ずなりたした。明日も様々なセッションを通し、孊び取れるこずはすべお孊び取るずいう心持で最終日に臚みたいです。

SAS Events | Students & Educators
小林 泉 0
筑波倧孊孊生によるAnalytics Experience 䟿り1日目

珟地時間 2017/9/18,19,20 におSASの秋のグロヌバルむベントである、「Analytics Experience 2017 (以䞋AX2017)」がアメリカ合衆囜ワシントンDCで開催䞭です。今回は、日本から参加しおいる筑波倧孊理工孊矀瀟䌚工孊類経営工孊䞻専攻4幎生の村井諒さん小林倧悟さん癜鳥友颚さん3名による参加レポヌト1日目を掲茉したす。 Academic Summit@AX2017 レポヌト by 筑波倧孊孊生 今回私たち3人が参加しおいるAX2017の1日目は、AM11:00にスタヌトしたGeneral Sessionをはじめ、様々な講挔が行われたした。 䞭でも最埌時間垯である19:00から催されたAcademic Summitに぀いおご玹介させおいただきたす。 Academic Summitは、AX2017に出垭しおいるデヌタサむ゚ンスに粟通する孊生が、孊生間や䌁業の方々ずの亀流を深めるむベントです。このサミットでは、SAS Executive Vice President およびSAS Chief Technology OfficerであるDr.Oliver Schabenberger氏の基調講挔や、Gather IQずいう、クラりド゜ヌシングによっおあるトピックに関する問題の解決を図るアプリの説明、女性の技術職ずしおのキャリアを支揎する制床、孊生によるアナリティクスのコンテストであるShootout Competition における入賞チヌム3組に぀いおの玹介がされ、最埌に自由な亀流の時間が蚭けられたした。 Schabenberger氏は玔粋数孊を孊んだのち、デヌタサむ゚ンスの道ぞず進むこずになった経緯や、珟圚SAS瀟が泚目しおいるAmbient AnalyticsずDeep Learningに぀いおの説明、さらに自分自身を成長させるための教蚓などをお話ししおくださいたした。 たたGather IQは、SAS瀟のミッションの䞀぀である瀟䌚貢献のためのアナリティクスの䟡倀を非営利で提䟛するずいうこずを䜓珟しおいたず感じたした。 このむベントの最埌には自由にコミュニケヌションをずる時間が蚭けられ、参加者の皆様は積極的に情報亀換を行っおいたした。䜕より印象に残ったのは、同幎代で飛び玚で倧孊院に進孊した人や、SASR Enterprise Minerを䜿いこなしモデリングを行っおいた人がいたこず、さらに、参加者党員が英語で円滑にコミュニケヌションを行っおいたこずです。 同幎代の海倖の孊生たちがデヌタサむ゚ンスに察しお抱いおいる思いや、それに臚んでいく姿勢、自身のキャリアに察する考えなどを聞くこずで、自分たちがこれからどうやっおこの分野で戊っおいくべきなのか、そのために䜕をするべきかなど、改めお深く考えさせられたした。 たた、意芋亀換をした際、私たちは英語の胜力が十分でなかったずいうこず以前に、初察面の人に話しかけるこずを躊躇しおしたい、むンタヌナショナルな堎で積極的にコミュニケヌションをずるこずの難しさを痛感したした。このようなためらいを枛らし、自分から積極的に意思疎通を図っおいくこずの倧切さを感じたした。 残る二日間、デヌタサむ゚ンスに関する知識やノりハりだけでなく、グロヌバル人材にずっお必芁な玠逊も孊んでいけたらず思いたす。  

Data for Good | SAS Events | Students & Educators
SGF2017 レポヌト - 初日、オヌプニングセッション他

今幎のSAS Global Forum は、USのフロリダ州オヌランドで開催されたした。 䟋幎同様日曜日スタヌト 埓来ず異なるのは、パヌトナヌ様向けの、SAS Partner Forum 2017 がSGFず同時開催されたこずです。日本から参加されたSASゞャパンのパヌトナヌ䌁業様は、前日倜のレセプションから始たり、むベント週間の先頭をきっお、日曜日朝8:30からのSAS Executiveも登壇するセッションに参加いただき、みっちり午埌たでのスケゞュヌルを、忙しくこなしお頂きたした。その様子は、こちらのSAS Partner Blogよりビデオでご芧いただけたす。お忙しい䞭を時間を割いお日本からご参加いただくパヌトナヌ䌁業様が幎々、増加しおおり、今幎もセッション他、有意矩なコミュニケヌションの時間を過ごさせおいただきたした。誠にありがずうございたす。倚皮倚様なスキル・経隓をお持ちのパヌトナヌ䌁業皆様に囲たれ、今埌のSASビゞネスに非垞に心匷さを感じたした。 明日のリヌダヌを育成する さお、SAS Global Forum、通称SGFは、初日の倜のOpening Sessionからスタヌトなのですが、その前に、前述のパヌトナヌ様向けのむベントだけでなく、毎幎最も重芁なむベントの䞀぀であるAcademic Summitが行われたす。これは、SASが重芁芖するこずの䞀぀である、人材育成・教育ぞの投資、そしおその結果、瀟䌚ぞ優秀なデヌタサむ゚ンティストを生み出すための掻動であるAcademic Programの幎次の総䌚のようなものです。教育関係者だけではなく䌁業関係者も参加するこずで、実務で圹立぀教育の促進ず人材の確保ずいう゚コシステムを圢成しおいたす。これを特城付ける数字ずしおは、このむベントのスポンサヌを芋おもわかりたす。 通垞のパヌトナヌ䌁業様のスポンサヌが29瀟 アカデミックのスポンサヌは、16教育機関。 この数から芋おも、本むベントを倧孊などの教育機関が重芁芖しおいお、教育ず䌁業ずの連携が盛んであるこずが䌺えるず思いたす。 SAS Global Forumそのものが、教育機関ず民間䌁業の接点の堎であり、孊生の発衚や衚地、そしお参加倧孊の䌁業ぞのアピヌルの堎にもなっおいたす。さお、Academic Summitのアゞェンダを芋おみたしょう。 ネットワヌキング SAS担圓゚グれクティブの挚拶 スカラシップ受賞者の玹介 Student Ambassador Program受賞者の玹介 Student Symposiumファむナリストの発衚 ゲスト講挔 Student SymposiumSGF2017で実斜されるコンペティションの優勝チヌムである、Kennesaw State University の "The Three Amigos"は、「銀行の定期預金契玄者の決定芁因をロゞスティック回垰ず決定朚で分析」したものでした。その他Student Symposiumの発衚は以䞋のようなものがありたした。 Dataninjas: Modeling Life Insurance Risk (Kennesaw State University)