机上で男女が世界地図を広げて、何かの打ち合わせをしています。
航空会社A社の企画担当が、競合他社の路線を分析しているのか?
それとも、これから二人で行く海外旅行のプランを立てているのか?
いえいえ、これはSAS Visual Analyticsで作成されたダッシュボードの画面です。
このダッシュボードの構成は以下の通りです。
・使用しているデータ:OpenFlightsで公開されている世界の空港の利用状況のデータ
・真ん中の世界地図:「ネットワークダイアグラム」オブジェクトを使用し、背景に地図を表示して、路線を描画
バブルの大きさは、利用頻度を表しています。
・左側の棒グラフ:利用頻度の高いトップ10の航空会社
・右下と左下の数値:「キーの値」オブジェクトを使用し、注目すべき指標をクローズアップしています。例えば右下の値は、利用頻度が最も高い空港名とその数を示しています。
・人の手や机、カメラ、パソコン等は背景に使用している画像です。
今、このダッシュボードでは、左側の棒グラフ上で「Air China」が選択され、ネットワークダイアグラムと2つの指標はAir Chinaに自動的に絞り込まれた内容が表示されています。
でも、まだ、これは張りぼて? と思っていませんか。
以下は、左側の棒グラフ上で「US Airways」を選択した状態です。
ネットワークダイアグラムや2つの指標の内容が変わっているのがわかりますね。
ご覧の通り、インタラクティブなダッシュボードです。
みなさんも、こんなクールなダッシュボードで戦略を練ってみれば、新たなアイデアが湧いてくるかもしれませんね。
このブログは、SAS CommunityサイトのVisual Analytics ギャラリーに公開されている内容に基づいています。