SAS Visual Analytics on SAS Viya: こんな「かっこいいダッシュボード」でビジネス戦略練るのも面白い!

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机上で男女が世界地図を広げて、何かの打ち合わせをしています。

航空会社A社の企画担当が、競合他社の路線を分析しているのか?

それとも、これから二人で行く海外旅行のプランを立てているのか?


いえいえ、これはSAS Visual Analyticsで作成されたダッシュボードの画面です。


このダッシュボードの構成は以下の通りです。

・使用しているデータ:OpenFlightsで公開されている世界の空港の利用状況のデータ
・真ん中の世界地図:「ネットワークダイアグラム」オブジェクトを使用し、背景に地図を表示して、路線を描画
バブルの大きさは、利用頻度を表しています。
・左側の棒グラフ:利用頻度の高いトップ10の航空会社
・右下と左下の数値:「キーの値」オブジェクトを使用し、注目すべき指標をクローズアップしています。例えば右下の値は、利用頻度が最も高い空港名とその数を示しています。
・人の手や机、カメラ、パソコン等は背景に使用している画像です。

今、このダッシュボードでは、左側の棒グラフ上で「Air China」が選択され、ネットワークダイアグラムと2つの指標はAir Chinaに自動的に絞り込まれた内容が表示されています。

でも、まだ、これは張りぼて? と思っていませんか。

以下は、左側の棒グラフ上で「US Airways」を選択した状態です。


ネットワークダイアグラムや2つの指標の内容が変わっているのがわかりますね。
ご覧の通り、インタラクティブなダッシュボードです。

みなさんも、こんなクールなダッシュボードで戦略を練ってみれば、新たなアイデアが湧いてくるかもしれませんね。

このブログは、SAS CommunityサイトのVisual Analytics ギャラリーに公開されている内容に基づいています。

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About Author

Makoto Unemi (畝見 真)

ビジネスディベロップメントグループ

データ分析によりビジネス価値を創造する「ビジネス・アナリティクス」を日本市場に浸透させる活動に長年従事し、金融・製造・通信業を中心に数多くのアナリティクス・プロジェクトの提案に参画。 現在はAIプラットフォームなど新たなテクノロジーの活用に特化した提案を担当している。 ディープラーニングや機械学習などのAIテクノロジーや大規模分析基盤アーキテクチャについての豊富な知見、経験を持つ。 新たなテクノロジーでも分かりやすく解説するプレゼンテーションには定評があり、満足度の高い講演を年間、数多く行っている。

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