SAS Forum Japan 2017 センサーによるリアルタイム行動トラッキング

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SAS Forum Japan 会場自体がデモスペースへ

SAS Forum Japan 2017では、株式会社ATR-Promotionsにご協力いただき、会場2Fのスペースにレーザーセンサーを設置、人の動線をリアルタイムに捉えて計測・分析するIoTデモンストレーションを実施しました。

会場で利用した「人位置計測システム」の計測イメージ参考映像。(※こちらはSAS Forum Japan の映像ではありません)

SAS Forum Japan 2017会場内での常設モニタ

 

SAS Forum Japan会場へ設置したセンサー例(高さ1mの位置に、計9箇所に設置)

利用した技術について

利用技術①センサー

LRF:レーザーレンジファインダ(安全な出力の赤外線レーザー)

利用技術②人位置計測システム ATRacker

レーザーセンサーを複数台設置し、人々の位置・行動を、1秒間に数十回計測したデータを、ATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」の形状認識・行動推定アルゴリズムで動線データ化しています。

特徴)

  • 高精度(距離20mで誤差5cm以内のセンサを使用して計測、追跡)
  • 形状認識(腕の位置などを利用して身体、身体の向きも捕捉)
  • 行動追跡(同一人物を追跡。統計モデルによりレーザが遮られても位置を予測)
  • 匿名性の確保(カメラと異なり顔や服装を捕捉しない)
  • 大人数の同時計測(同時に50人以上の位置を計測、追尾)
  • リアルタイム処理
  • 外部プログラム連携

参照)
http://www.atr-p.com/products/HumanTracker.html
http://www.atr-p.com/products/pdf/ATRacker.pdf

利用技術③SAS® Event Stream Processing(略称 SAS ESP)

リアルタイムでストリーミングデータを処理するSASソフトウェア。
ATRackerよりストリーミングでデータをリアルタイムに取得し・追加処理しています。今回の展示例では、特定の位置に人が急速に近づいた場合に、リアルタイムアラートを発します。

参照)
https://www.sas.com/ja_jp/software/event-stream-processing.html

利用技術④利用したハードウェア AFT:The Analytics Fast Track™ for SAS®

最新のビッグデータ・アナリティクスを、自社データですぐに試す為に用意されたハイスペックマシン。
必要なSASのビッグデータ・アナリティクス製品がインストール&構成済みであり、スイッチを入れて、データを投入すれば、すぐに使える状態にしております。
POC等の実施に際し、当マシンを貸し出すことで、POC環境の用意をわずか数日で揃えることが可能です。

  • 72 cores – Intel® Xeon® E7v3 processors
  • 3 TB RAM
  • 20TB SSD (4 x 2.0TB PCIe SSD + 10 x 1.2TB SATA SSD)

利用技術⑤デモンストレーションの構成イメージ

デモンストレーションの構成イメージ

今回の技術の活用用途

人の流れ、人数カウント、導線・動線計測を基本とする技術ですが、
得られる情報の応用価値は非常に高く、用途や適用施設は多岐に渡ります。

応用用途例)

  • マーケティング調査用途
    • 動線や滞在時間からの潜在需要把握
    • 店内レイアウトや棚割りの再配置検討
  • 安全・セキュリティ用途
    • セキュリティエリアの監視
    • 交通量・混雑の計測からの危険検出や予測
    • 迷っている人や、不審な動きの検出や予測
    • 倉庫・工事現場等での接触事故検出や予測
    • など
  • 顧客体験の向上用途
    • 混雑検出・予測から、レジ等の待ち時間改善
    • 施設内回遊行動に基づく、ナビゲーションやレコメンデーション
    • モバイルやデジタルサイネージ等によるコミュニケーション
    • など

適用施設例)

  • 百貨店、ショッピングモール、スーパー、大学等の構内・教室・体育館など、
  • 展示場、交通施設(駅、空港など)

株式会社ATR-Promotions
www.atr-p.com
SAS Institute Japan株式会社
www.sas.com/jp

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About Author

小林 泉

OSSイノベーション推進室 室長 兼 Viyaビジネス推進グループ部長

1999年SAS Institute Japan入社後、通信・製造・小売・官公庁を中心に顧客分析やサプライチェーン最適化などのアナリティクス・プロジェクトにて、データウェアハウスやアナリティクス・プラットフォームの設計/構築からアナリティクスのコンサルティングを担当。その後、プリセールスとしてSASアナリティクス・ソリューションの提案、ビッグデータ活用やSAS on Hadoopの立ち上げ、普及活動に従事。 データのリアルタイム分析と、大規模分析基盤アーキテクチャ、機械学習についての豊富な知見、経験を持つ。 2016よりSAS Viyaを担当し、OSSの世界へ新しい価値を提供するビジネスを推進

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