Tag: ロジカルシンキング

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収益を上げたいので「金になる木」を手元に

「金のなる木」という植物があるが、意外にも花が咲くことをご存じだろうか。実は、11月から晩秋から冬にかけて、白や淡いピンクの可憐な花が咲くのだ。もちろん、品種や育て方によって差はあるが、株が大きく成長し、日照や水やりに気を配ることが大切な条件となる。もちろん一定の寒さに当てることも欠かせない。花が咲くと、「幸運を招く」「富をもたらす」「一攫千金」など、縁起が良いとされている。ちなみに、英名は「dollar plant」、まさに金のなる木である。 ところで、マーケティングの世界では、相対的市場シェアと市場成長率を基に商品や事業を4つのカテゴリー、「金のなる木」「問題児」「花形」「負け犬」に分類して分析する手法がある(プロダクトポートフォリオ)。この手法は、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が開発した「BCGマトリクス」として知られており、例えば、マーケットシェアと市場成長率が高いものは「花形」、成長は高くないがシェアが高い、つまり収益性の高いものは「金のなる木」と分類される。商品戦略としては、取捨選択を行い、負け犬の事業や商品からは力を抜き、金のなる木に力を入れる、といった具合となる。 さて、SASでは様々なトレーニングメニュー(コース詳細とスケジュール)が提供されており、SASプログラミングの初級・中級コースやSAS Enterprise Guideの操作入門、統計初級コースは「金のなる木」に当たり、特に人気が高いため、受講を検討してみてはいかがだろうか。一方で、SASでは分析基礎トレーニングやデータサイエンティスト超入門講座なども提供されており、論理的思考やロジカルシンキング、データ分析のスキルを磨きたい方は、ぜひお問い合わせいただければ幸いである。 2024年12月初旬 相吉